2008年3月22日土曜日

歩行する機械を考える(4)



さてさて、このK`s Hangarですが、ここのところ、すっかり放置気味になってしまいました。
すみません。
というけで、歩行する機械を考える、は、今回が最終回です。
今回は、このメカニクスの運用を考えてみたいと思います。

このメカニクスは、先の記事でも述べたように、レスキュー用の乗り物として設定してあります。災害によって交通手段が失われた地域にも、タイヤによる走行と脚による歩行が可能な当機は、道なき道でも走破可能です。また、キャビン下部に設えられたマジックハンドにより、爆発物の解体といった繊細な作業もこなします。



このメカニクスの尾部には、コンテナ状の物資積載部分があります。この部分に、食料や医薬品などの緊急救援物資を積み込みができます。が、その積載量は、機体のわりに小さく、トランスポーターとしてはいささか不十分です。



そのため、このメカニクスは、さらなる物資輸送が必要となった場合、脚を曲げて機体を上げ、機体腹部に専用コンテナを吊り下げるかたちで、大きな物資輸送スペースを確保します。
腹部に余分な物体が取り付けられるため、悪路走破性は落ちますが、物資の積載量はグンと上がります。また、吊り下げコンテナは、被災地に置き去りにすることもでき、物資のピストン輸送のさいには、効率をあげることに一役買います。

また、機体上部(背部)に、コンテナを付けたり、クレーンを付けたりすることも可能です。クレーン装着時は、四本の脚が、アウトリガーの役目も果たし、重量物を吊り下げる場合に、機体を安定させます。
(このクレーンのモデリングをしたかったんですが、バタバタしてて、できませんでした)

さて、これで、歩行する機械を考える、は、最終回となりますが、
この、歩行走行両用のレスキューメカニクスは、シリーズ化します。
すでに、新しいメカニクスが、我がハンガーの奥で、待機中です。
(といっても、まだ、完成までにはほど遠い感じですが)

ですが、次回は、いままでとは、ちょっと違うメカニクスを取り上げてみたいと思います。
ご期待ください。

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