2008年6月3日火曜日

レトロフューチャーなメカニクス (2)



さて、前回このブログで取り上げた、レトロフューチャー風メカニクスに、今回、背景を付けてみました。レンダリングされた画像は、フォトショップによる追加加工も施してあります。
フォトショップでなされた加工は、主に、背景への写真配置や、数字や図形も追加、そして、画面全体に砂目状のテクスチャを入れる、などといったものです。レトロフューチャーなオブジェクトには、こうした、古い写真を思わせる加工が、似合うように思います。
今回は、力尽き、崩れ落ちる巨大な機械、といった雰囲気を狙ってみました。さらに、メカニクスの背後には、トラス構造物やクレーンをあしらい、空間に密度感を加えています。



背景用に用意した構造物は二種類。こちらが、そのうちのひとつであるクレーンです。私の住んでいる地域には、こうした固定式の大型クレーンはありませんので、富山港に点在する大型クレーンを写真に撮り、それらを資料としてモデリングしました。
こうした構造物は、細かく作り込むと、雰囲気が出ます。



こちらが、残るもう一方の構造物です。こちらも、港の構造物を参考にモデリングしてみました。私は、こういった、いわゆる「トラス構造物」が大好きで、出掛けた先に、トラス構造を持つ鉄塔や橋脚などがあると、ついつい、見入ってしまいます。
こうした構造物を2〜3作っておくと、情景を構築するさい、使い回しがきき、なにかと便利です。

さて、次回は、また、新規のメカニクスをご紹介したいと考えています。

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