2008年1月14日月曜日

歩行する機械を考える(2)



3DアプリケーションをShadeに切り替え、歩行機械を新たに作りました。

これは、整地された路面では車輪で走行し、
不整地では四本の足で歩行する、という、乗り物です。

近未来(21世紀中盤)に作られるであろうメカニクスという想定で、
動力はすべてモーターを使い、燃料電池から電力を得る、
という設定にしています。

各間接にある円筒状の出っ張りは、
モーターが収納されているカバーとなっています。

このメカの用途は、レスキューです。
災害によって道路が寸断された場所にも難なく赴くことができ、
救援物資(機体後部にコンテナがあります)を運ぶことができます。
また、キャビン下部には、収納式マジックハンドがあり、
ガス漏れなどが起きている危険な場所でも、人にかわって、
繊細で正確な作業を行うことができます。







キャビンは、機体がいかなる体勢になっても、水平を維持できるよう、
ロール、屈伸ができ、かつ、左右の首振りもできるようにとモデリングしました。
キャビン上部の円筒部は環境センサー。
前面下部にも各種センサーがついています。

こうして見ると、もう少し、ディティールが欲しいですネ。
今後、さらに付け加えておきます。


次回は、脚部の構造とカタチを解説します。

0 件のコメント: