tag:blogger.com,1999:blog-46401244208502791772024-02-08T09:50:35.772+09:00K's hangarここはイラストレーター野林賢太郎の「夢想機械格納庫」です。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.comBlogger20125tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-69222678886015459542013-02-15T14:31:00.000+09:002013-02-15T15:04:29.434+09:00レトロフューチャーシップ マーリン(2)<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgQOyf-rhyIWSBlOVI5rPKg2Xuc2G1dcbLc-q7mrrRrk1PnfKx1ZpcxIU-HLU_ykFu1MpEIxESjCjs9gtV77MnBpnyeVCPR0XHaVxovjwyEUPkbadYpuxUa524ro3-ICX520CQ61UceIA/s1600/mari_07.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgQOyf-rhyIWSBlOVI5rPKg2Xuc2G1dcbLc-q7mrrRrk1PnfKx1ZpcxIU-HLU_ykFu1MpEIxESjCjs9gtV77MnBpnyeVCPR0XHaVxovjwyEUPkbadYpuxUa524ro3-ICX520CQ61UceIA/s400/mari_07.jpg" width="400" /></a><br />
さて、長らく休眠状態が続いていた当ブログ「K's hangar」ですが、今回、久しぶりに更新いたしました。<br />
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今回は、前回に引き続き、レトロフューチャーメカ「マーリン」の後編をお届けしたいと思います。 とはいえ、後編に行くまでに、じつに数年も放置してしまったわけで「なにをいまさら」という感もあるかと思います。ですが、掲載予定の画像は、ずっと前から準備しており、今回はそれを無駄にしないためにも、いささか遅きに失した感はありますが、アップすることにしました。<br />
この後編では、マーリンの基本形状や、各部のアップをご覧いただこうと思っています。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiUSTFn5Z_dTK1fqC0LAQv3mAFMYLAfuNd1yyNqAR7fnQRK7kAA7m_XMyAFMS1yZVPYTgBDPrWifXYvGuOJbSWVxwiY5Hl0UR7H_4V8hpgGyrh7c4YSVirB1ztWtloZsH3WE3QJDgjXRw/s1600/mari_09.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiUSTFn5Z_dTK1fqC0LAQv3mAFMYLAfuNd1yyNqAR7fnQRK7kAA7m_XMyAFMS1yZVPYTgBDPrWifXYvGuOJbSWVxwiY5Hl0UR7H_4V8hpgGyrh7c4YSVirB1ztWtloZsH3WE3QJDgjXRw/s400/mari_09.jpg" width="400" /></a>こちらは、マーリンの俯瞰図です。<br />
デザインのイメージソースは、戦艦三笠といった日露戦争時の戦艦であるため、基本的には船のかたちを取っています。甲板は板張りを想定しており、艦橋となるべき部分も設えています。ただ、このメカは、兵器という設定ではないので、甲板上には、砲塔などの武器に類するものはありません。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjhR_qaU4Ps4cVnnyoqKBXGLeqTj-Q9emRbKfpQ1LwG2HBbNwxex3ldCqkfkkFQ8MmwVn7bpdUiaGtAdEyl0zcQSr9Sn7tvIw-q7wZoqfaUNj9Gt54TYVbqIDXmQufPZoI5of99DRnySQ/s1600/mari_11.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjhR_qaU4Ps4cVnnyoqKBXGLeqTj-Q9emRbKfpQ1LwG2HBbNwxex3ldCqkfkkFQ8MmwVn7bpdUiaGtAdEyl0zcQSr9Sn7tvIw-q7wZoqfaUNj9Gt54TYVbqIDXmQufPZoI5of99DRnySQ/s400/mari_11.jpg" width="400" /></a></div>
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ちなみにこちらは、翼を取り去ってみた状態です。<br />
胴体部分は、基本的には単純な紡錘形をしています。胴体は、アルミのような軽合金に覆われている、という設定で、その表面には微妙なたわみが出ている雰囲気を持たせています。<br />
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今回のような、レトロフューチャー、スチームパンク系のメカには、外板の微妙なたわみは、雰囲気を持たせるための有効な方法になると考えています (先進的なメカには適用できませんが…)
また、今回はあまり出番がないのですが、鋳造された金属表面の荒れも、使い方次第では、レトロな雰囲気を出せると考えています。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhUu0or56_-o1z6_fKclxnua8jrMpuV2GwU1HQGeFFk2InflFzUFNkSAchsVnoV7ZXFPM8ndYc9Zh5dPFW7jFqF_eghVzLxSvLjW2M6J85himjg363ryyOZXHtbmsPVPCGzQ5uee4a6UA/s1600/mari_10.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhUu0or56_-o1z6_fKclxnua8jrMpuV2GwU1HQGeFFk2InflFzUFNkSAchsVnoV7ZXFPM8ndYc9Zh5dPFW7jFqF_eghVzLxSvLjW2M6J85himjg363ryyOZXHtbmsPVPCGzQ5uee4a6UA/s400/mari_10.jpg" width="400" /></a>次いでこちらは、翼の付け根と、翼を動かすための機構を表した部分です。<br />
翼は、主に、甲板上のクレーンによって動かされていますが、それだけでは充分ではないと考え、ワイヤーによっても引っ張られており、また、翼内にも翼の上下運動をサポートする機構があるという設定にしています。<br />
ただ、現実的には、これでも、翼を動かす機構としては不足していると思います。ですので、前回も書きましたが、翼のほかに、揚力を発生させる機構なり装置なりが、マーリンの内部にある、という設定にしています。<br />
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艦橋のアップショットです。<br />
窓という要素は、メカの大きさを表現する格好の材料です。窓やドアがあることで、自然と、このメカの大きさが推測できます。また、こうした、人間の乗る部分を作るのは、自分が乗船した気分も味わえて、とても楽しいものです。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjfyHmLV_KQxpCAQBGGNn4OFEXp8LLDhb05XstRVVF_SFDVyu2obu7Rm3-VbibXVGsMsYhClkYiYAQ00TQcI7khP9EClnDtLR644YnlUzhL7pQImV5O_wEbBmmsfktcLDwjGzll0lvVfw/s1600/mari_13.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="332" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjfyHmLV_KQxpCAQBGGNn4OFEXp8LLDhb05XstRVVF_SFDVyu2obu7Rm3-VbibXVGsMsYhClkYiYAQ00TQcI7khP9EClnDtLR644YnlUzhL7pQImV5O_wEbBmmsfktcLDwjGzll0lvVfw/s400/mari_13.jpg" width="400" /></a><span class="Apple-style-span" style="color: black;"></span></div>
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船体上部中央を上から見てみました。 </div>
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翼を動かすアームは、床から突き出している油圧シリンダー状のパーツによって、動かされています。
あともう少し、煙突基部をもう少し作り込みたいところでしたが、モデリングデータ肥大化を恐れて、結局、この程度に止めています。
際限なく作っていくと、モデリングデータが重くなり過ぎ、スクロールさえも困難になります。3Dを使うメカイラストの、泣き所かもしれません。</div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhFhS5zrsEpF-6errfweQl-hshbSixGOt6Cs12Vtdjacm3_dqwUF1pIOlKgkeTkFa5V2aYnxeBN0SetyrDkqWZqhDk-AHbz4DgD0koejquu-crkIvTJ7UAv_Hah-jnTnIfe8tiA1G3twQ/s1600/mari_14.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhFhS5zrsEpF-6errfweQl-hshbSixGOt6Cs12Vtdjacm3_dqwUF1pIOlKgkeTkFa5V2aYnxeBN0SetyrDkqWZqhDk-AHbz4DgD0koejquu-crkIvTJ7UAv_Hah-jnTnIfe8tiA1G3twQ/s400/mari_14.jpg" width="400" /></a></div>
船体下部です。<br />
下部に見えるダクトが揚力を発する噴射口のつもりですが、それでも、巨大な船体に対して小さすぎ、説得力が乏しいと思います。架空のメカですので、ここは、未知の動力源が入っているという、安直な設定にしています(あまりに理詰めで考えると、自由な発想でメカが生み出せなくなってしまいます)<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEie-oGnF6aia3Jv0iOgMHR7rJ0HGhmVXO5nqapKNPR1bDgQBjANUxPnUWuQk7hHirq-e-cPWt6FKCRNLEScKfwU5t2q9Hw3T-qDrsMOSQ0lLz52dPpt7Kd9bXLE9xFV4BvWe6B41wLbzQ/s1600/mari_06.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEie-oGnF6aia3Jv0iOgMHR7rJ0HGhmVXO5nqapKNPR1bDgQBjANUxPnUWuQk7hHirq-e-cPWt6FKCRNLEScKfwU5t2q9Hw3T-qDrsMOSQ0lLz52dPpt7Kd9bXLE9xFV4BvWe6B41wLbzQ/s400/mari_06.jpg" width="400" /></a><br />
また、今回は、逆光気味にレンダリングして、ダークな雰囲気を作る、ということにも、力を注いでいます。
いざ、メカを作ると、どうしても、全景をわかりやすくドーンと見せたい、という気持ちになってしまい、そのため、ライトも、細部までしっかり見えるようにと、全体をくまなく照らすように、単純にあててしまいがちになります。
ですが、その気持ちを抑えて、逆光気味にすると、メカの持つ別の魅力も見えてきたりします。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhgQb2wtwR6LNSAdOJOL0U6_Z4y5qivcuGZXmwU8CVMCdW-SQcUw_CmoVtHh711cfhJicKbDA_sNzfjsgCVUaKpFGXLx-fkg_BSVrEj7L1NyDzGgzxYE59twOPT1DTTLVUh0Ou8MTzE5g/s1600/mari_08.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="332" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhgQb2wtwR6LNSAdOJOL0U6_Z4y5qivcuGZXmwU8CVMCdW-SQcUw_CmoVtHh711cfhJicKbDA_sNzfjsgCVUaKpFGXLx-fkg_BSVrEj7L1NyDzGgzxYE59twOPT1DTTLVUh0Ou8MTzE5g/s400/mari_08.jpg" width="400" /></a></div>
前回の記事では、このマーリンを明るくレンダリングしていたのですが、今回、逆光にしてレンダリングすると、いままでにないドラマチックな雰囲気を帯びたように思います。
また、テクスチャの質感も鈍い輝きが強調され、また、外板のたわみも、効果的に出るようになったと感じています。
そこに、大好きなグレーの雲背景をあしらうと、期待以上の効果が出ました。
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ただ、あまりコントラストを付けすぎるのもいけないかな、とも思います。このあたりは、レンダリングを繰り返して、最適なポイントを見つけるしかなさそうです。
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というわけで、久しぶりの更新だったわけですが、どうしてここまで更新が遅れたかというと、ここのところ、多忙を極めているからです。
ブログを書くことももちろんですが、新しいメカを作っている時間が、なかなか捻出できません。このブログを始めた頃とは、いろいろな意味で、環境が変わってきています。<br />
それでも、メカを作るのは大好きですし、これからも、新しいものを創造したいという気持ちは健在です。
頻繁なアップはかなり難しいと思いますが、今後も、このブログは続けていくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。
ちなみに、日常の出来事などを綴るブログ「K's bar」は、定期的に更新していますので、そちらも、覗いていただけるとうれしいです。<br />
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<br />KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-9627332830780999032010-02-25T13:53:00.014+09:002010-02-28T00:54:22.417+09:00レトロフューチャーシップ マーリン(1)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjTKBPeFqC35IVd0kTcZ_W95AnjaSA7aFZcbD4kfnD7A4i4kGs-1eMZ7QmnyYpUaLW3S4AgC6ZyHIoZhlDtPlFRwbH4UsPLCAU5EzZLfvFxTdfcTUIz815GEuLKy4q4bWRDwoLD4uYiaA/s1600-h/mari_05.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjTKBPeFqC35IVd0kTcZ_W95AnjaSA7aFZcbD4kfnD7A4i4kGs-1eMZ7QmnyYpUaLW3S4AgC6ZyHIoZhlDtPlFRwbH4UsPLCAU5EzZLfvFxTdfcTUIz815GEuLKy4q4bWRDwoLD4uYiaA/s400/mari_05.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5442439723941022690" /></a><br /><br />今回は、前回とは打って変わって、レトロフューチャー路線のメカをご紹介することにします。今回登場のメカは、蒸気機関を用いて飛行する大型船「マーリン」です。マーリンとは、カジキという意味です。<br />このメカは、日露戦争時の戦艦である、三笠や、スワロフなどをイメージソースに、デザインしました。この時代の戦艦は、どれも、どことなくユーモラスなフォルムを持っていて、レトロフューチャーデザインのエッセンスに溢れているように思います。とくに艦首下部の形状は、他の時代にはない特有のもので、レトロ感があふれています。<br /><br />このマーリンも、当ブログですでにご紹介している、フライングスチームシップや、スチームバードと、同一世界に存在するメカという設定にしています。ですので、駆動、推進システムなどは、同じ技術を用いているということになっています。<br /><br />戦艦をモデルにしているとはいえ、本メカは兵器ではなく、武装の類いはありません。このメカの用途は、貨客運搬と、長大な航続距離を生かした辺境探査としています。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhwO3TBZ0HgYP7gyijWYejF9WK71mjdiR0bIOCR3TgBJ6FgiutG7EoxQHTPMzjUsvzgEIHCWn4j48QvQLjU9FnRYuGSUTvYCamnKKxwjSgY3f5jn_Iku0R8uvSloTuStJ0YMwj6wBRo8A/s1600-h/mari_02.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhwO3TBZ0HgYP7gyijWYejF9WK71mjdiR0bIOCR3TgBJ6FgiutG7EoxQHTPMzjUsvzgEIHCWn4j48QvQLjU9FnRYuGSUTvYCamnKKxwjSgY3f5jn_Iku0R8uvSloTuStJ0YMwj6wBRo8A/s400/mari_02.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5442040856400295074" /></a><br /><br />基本的にこのメカは、オーニソプター(鳥のように翼を羽ばたかせて飛ぶ飛行機)となっていて、甲板に設えられたいくつものアームで、前後計四枚の羽根を駆動させるという機構を持っています。<br />ですがおそらく、この仕組みだけで揚力を得るのは不可能で、ほかにも、船体浮揚をサポートするシステムが必要かと思われます。そのため、船底に、円形状の部品が露出させることにし、ここを噴射口として、揚力をサポートする機構が翼以外にもある、という設定にしています。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAB0YMlUrA6a7nWbsESry6do2teiZSrAr3RAiVX2BsL9wlJoZF1TPKAUDKE43zAly6jobmt0OK_lyS1XT4HDQxrOb_lz0XFliZG_Tn0EXX_lnfOUKeCayM71kchiv8FBtXR2R1uRzBUw/s1600-h/mari_01.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAB0YMlUrA6a7nWbsESry6do2teiZSrAr3RAiVX2BsL9wlJoZF1TPKAUDKE43zAly6jobmt0OK_lyS1XT4HDQxrOb_lz0XFliZG_Tn0EXX_lnfOUKeCayM71kchiv8FBtXR2R1uRzBUw/s400/mari_01.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5442041229776780786" /></a><br /><br />本メカは、その中央部分が動力機構で埋まっており、貨客船と設定するには、いささか苦しいかもしれません。これでは、たいした搭載能力がないはずです。<br />実際、製作中に、もっと機構の露出部分を少なくしようかとも思いましたが、ビジュアル的な面白さを考えると、複雑な部品の集積はかかせないように思いましたので、このようにしました。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiTm2V6iHiYbYAoQO2Z9yC4IEA79DmxON6BoXlLI-QiuqRQJ-4c9u8-_W4i4kH9kFozn-j4adHe2sP48iRKlY_RQpyn9pgsPGc_eoSkxt8hmTjLzNJNvC9rYNvN8xik0UHBeGxQnp_hxA/s1600-h/mari_03.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiTm2V6iHiYbYAoQO2Z9yC4IEA79DmxON6BoXlLI-QiuqRQJ-4c9u8-_W4i4kH9kFozn-j4adHe2sP48iRKlY_RQpyn9pgsPGc_eoSkxt8hmTjLzNJNvC9rYNvN8xik0UHBeGxQnp_hxA/s400/mari_03.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5442041464282292722" /></a><br /><br />また今回も、私のレトロフューチャーメカの特徴である、顔っぽく見せる造形を盛り込みました。<br /><br />ちなみに、このメカも、モデリングはShadeで行っています。もっとも、最初のメカデザインは鉛筆によるスケッチで行っています。<br /><br />ご紹介した各画像は、それぞれ背景を付け、リアルイラスト風にしています。自分としては、灰色に煙るような曇天の背景って、けっこう好きです。<br /><br />ところで、こうしたオブジェクトを、当ブログでは、おしなべてレトロフューチャーと称していますが、巷では、スチームパンクといった表現もよくなされているようです。<br />蒸気機関を取り入れたオブジェクトは、たしかに、スチームパンクといったほうが適当なのかもしれませんが、私としては、レトロフューチャーという言葉のほうが、よく馴染んでいるため、今後も、この言葉を用いていきたいと思っております。<br /><br />さて、次回は、このメカの細部について、くわしくご紹介いたします。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-83833948105892212392010-02-04T15:29:00.014+09:002010-02-05T10:28:11.065+09:00八脚歩行メカ「ライノー」<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhj-7o6tlHfKkmr9Hq7tAU0Kp8B5IHtS79gyNwOFSwRyjI-EHKi0VG8j7wyyU4FNwjfzKHiepP7h65mypF4EClKVS7O1iBc88POSGQnZ5hqHERx_R8jKAfZJafj7RHOLzKEkY4MWxgLiA/s1600-h/wbt8_01.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhj-7o6tlHfKkmr9Hq7tAU0Kp8B5IHtS79gyNwOFSwRyjI-EHKi0VG8j7wyyU4FNwjfzKHiepP7h65mypF4EClKVS7O1iBc88POSGQnZ5hqHERx_R8jKAfZJafj7RHOLzKEkY4MWxgLiA/s400/wbt8_01.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5434271963549905330" /></a><br /><br />さて、前回に引き続き、多脚歩行戦車をレスキュー用に転用したメカをご紹介します。今回のメカは、八脚歩行を行う、大型歩行車輛「ライノー」です。<br />このメカも、当初は戦車として開発され、後に、非武装のレスキュータイプが作られた、という設定にしています。<br /><br />戦車タイプでは、車体上部に、対戦車用四連無反動砲を左右に装備していますが、レスキュータイプでは、同じターレットを流用して、化学消化弾投擲装置が取り付けられています。消化弾は、化学薬品と炸薬を装填したもので、火災現場直上で炸裂し、消化薬を広く飛散させます。その成分は、人体や環境に負荷を与えないよう、配慮がなされています。<br />消化弾は車体上部に大量に収められており、弾頭がなくなると、投擲装置のアーム部分が車体上部にまで伸ばされ、自動装填を行うようになっています。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifar0s1c2obEYpHMd8Zl7QpqfkCUYhbbKd-aZm_WfuNXw3VKq26sVjytLovsajEEDX8XiFi5oSTKDzOhxJrG1n8gvbptCibtd3EvigFM5Lv01YDhUi-LZenirFxTL1E2zltQ0oEz7YuQ/s1600-h/wbt8_04.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifar0s1c2obEYpHMd8Zl7QpqfkCUYhbbKd-aZm_WfuNXw3VKq26sVjytLovsajEEDX8XiFi5oSTKDzOhxJrG1n8gvbptCibtd3EvigFM5Lv01YDhUi-LZenirFxTL1E2zltQ0oEz7YuQ/s400/wbt8_04.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5434272504903025906" /></a><br /><br />また、車内は、六名の完全武装の兵士と、豊富な携行火器が収容できるよう設計されているため、一定のスペースが確保されています。レスキュータイプでは、このスペースに、簡易ベッドと医療器具が取り付けられ、救命活動もできるよう改装されたのですが、上部に消化弾投擲装置のターレットや消化弾格納庫があるため、天井が低く、なおかつ、後部ハッチの開口部は狭いため、救急車としては非常に使い勝手の悪いものになってしまいました。<br /><br />結局、本メカは、消防車としても、救急車としても、機能面においていささか中途半端で、レスキュー車輛としては成功しませんでした。また、移動手段においても、脚部による歩行のみしかできないということが災いし、抜群の悪路踏破性を誇りつつも、路面での高速移動が不得意という、致命的な欠点も抱えるに至りました。<br /><br />もちろん、このメカには、高速移動を可能にさせる専用トラクターと運搬トレーラーが存在するのですが、その大きさはかなり巨大で、被災地への運用が思うに任せず、しかも価格は高額であり、結局は、本車の評価をさらに低いものにしてしまっただけでした。<br /><br />もっとも、このメカは、軍用車輛としては、重装甲と悪路踏破性、脚の一部を欠損しても歩行が行える、といった点が評価され、信頼もされました。そのため、さまざまなバリエーション展開も行われ、成功した車輛として世に知られるようになりました)<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgKYaHJCgK3UDdT0S5xECdElxUV2hHGNfaTIXu3LXT8eK-36KhAfd-EUwMAGJnXOTkq60z5ly2e9lTEFt1aFMdh-gxYjz8vw0ujZ4ZLv5X5NScOb0scKiexptm61KyvTbpQL3hsF9owdQ/s1600-h/wbt8_06.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 320px; height: 256px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgKYaHJCgK3UDdT0S5xECdElxUV2hHGNfaTIXu3LXT8eK-36KhAfd-EUwMAGJnXOTkq60z5ly2e9lTEFt1aFMdh-gxYjz8vw0ujZ4ZLv5X5NScOb0scKiexptm61KyvTbpQL3hsF9owdQ/s320/wbt8_06.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5434559879517132130" /></a><br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhpF1vaPvlF2GEjZ2maMGbxQAbwTPMgGTQddHoGZE3dYuANqkwuEmbvao2rx1MW0RQEo4nh4hUPLDvMnaeX5ZMNLGyLtPFqbj34msZM0sAmnNblwrH21KvKv0uanoPEisJAAlkuLJVsdA/s1600-h/wbt8_05.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 320px; height: 256px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhpF1vaPvlF2GEjZ2maMGbxQAbwTPMgGTQddHoGZE3dYuANqkwuEmbvao2rx1MW0RQEo4nh4hUPLDvMnaeX5ZMNLGyLtPFqbj34msZM0sAmnNblwrH21KvKv0uanoPEisJAAlkuLJVsdA/s320/wbt8_05.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5434560249071670578" /></a><br /><br />話をレスキュータイプに戻しますが、その後、本車は、消化弾投擲装置は設置したままにして、車内の救命設備だけを取り払い、各種の通信機器、観測機器を設え、災害時の情報収集、救援活動の指揮車両として再利用されることとなりました。この指揮車輛に換装することで、本車は、軍用ほどの高い評価を得るまでにはいきませんでしたが、ようやく、有用な用途を見つけ出したかたちとなりました。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi2Ton-LQdi9b8xOLkWlsGzo5dF1OsBsq2lGV9lSLHuTitHuRKM5TMEAu5clvhNm5ezoWVA8fIa4cEIOiaujD2VcKrRum6agdgZF6JjsKQ2CfDBS5210mWoDtOFiCCAOOEDoD2jbFfWgg/s1600-h/wbt8_03.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi2Ton-LQdi9b8xOLkWlsGzo5dF1OsBsq2lGV9lSLHuTitHuRKM5TMEAu5clvhNm5ezoWVA8fIa4cEIOiaujD2VcKrRum6agdgZF6JjsKQ2CfDBS5210mWoDtOFiCCAOOEDoD2jbFfWgg/s400/wbt8_03.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5434272219098444466" /></a><br /><br />さて、このメカは、ドイツ軍のハノマーク兵員輸送車(sdkfz.251)の造形ラインを参考にデザインしました。多面体で構成された、ドイツ軍の装甲兵員輸送車、装甲車は、デザインとしては、ときに未来的にすら見えることがあります。<br />ですので、こうした近未来メカにそのラインを取り入れても、まったく、違和感がないように思います。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-iROCFDp6ySiaUv5BDQ9K_LK7r7Csc1KWvd15SJepy2s9LQFAYaGmkQcfRagwk84kd6Ri2cozzNgxCFtc_1T7rvceuG8js61Fjrh7wdQKTvmsLKciruTfuRLLyVbzhTxpmaxPa2xzSQ/s1600-h/wbt8_02.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-iROCFDp6ySiaUv5BDQ9K_LK7r7Csc1KWvd15SJepy2s9LQFAYaGmkQcfRagwk84kd6Ri2cozzNgxCFtc_1T7rvceuG8js61Fjrh7wdQKTvmsLKciruTfuRLLyVbzhTxpmaxPa2xzSQ/s400/wbt8_02.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5434276222105555794" /></a><br /><br />ちなみに、このメカも、アスキーさんにて使用したものですが、誌面使用のものは、ちょっと古い雰囲気のするメカで、との要望がありましたので、各所にリベットを埋め込んだりしていましたが、今回は、リベットを取り去った、洗練された雰囲気にリフォームしてのご紹介となりました。<br /><br />というわけで、この次は、<br />ふたたび、レトロフューチャーなメカニックをご紹介したいと思っています。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-12726282979947180662010-01-26T21:14:00.014+09:002010-01-26T21:51:14.609+09:00四足歩行メカニック、ふたたび…<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhn19b6XlTO_StN_3YLFw8m-PAalUAYmPiAJueAuZm2mLV9ZHYhMWLv31BtZHENpCq7dglp31UQ24MGnJzjT_uJd2NTDjiCGNLtwH-vhZ2f47deTMmoLSxUqf8Az0_9xutNGb8MPYN1Eg/s1600-h/abt4_01.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhn19b6XlTO_StN_3YLFw8m-PAalUAYmPiAJueAuZm2mLV9ZHYhMWLv31BtZHENpCq7dglp31UQ24MGnJzjT_uJd2NTDjiCGNLtwH-vhZ2f47deTMmoLSxUqf8Az0_9xutNGb8MPYN1Eg/s400/abt4_01.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5431021768863388274" /></a><br /><br />さて、久しぶりの投稿となりますが、今回は、レトロフューチャーなメカではなく、クールなフォルムを持つ、近未来メカのご紹介となります。<br /><br />このメカ、じつは、もともとは、アスキー増刊号(2010年2月13日号)の特集記事トビラ用イラストのために作成したものなのですが、デザインには苦労させられたメカであり、できれば、さまざまなアングルからのショットを見ていただきたいと思い、当ブログで、アップさせていただくこととなりました。<br /><br />当ブログでは、いままで、兵器というものをまったく取り上げませんでしたが、今回は、一応、戦車ということになっています。ですが、このメカは、もともとは兵器として開発されながらも、一方で、その悪路踏破性を評価され、レスキューメカにも転用された、という設定にしています。(掲載画像はすべてレスキュータイプという設定にしています)<br />車体上面のターレットに取り付けられた無骨な砲は、化学消化剤を放出するためのものということにしています。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiBLtLyik17cEAJc03tNpqCihn4iz5gSU2oI08cvlzcPRhz9fU-ep0bk_g9CyclUHz4meEeozqs8WUvOW__knAHeNC_8Cvz7vAnAOLFk3d74ilgDUhSXiqdmuyoWmGQzQcBWV9AbJMzvw/s1600-h/adt4_05.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 320px; height: 256px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiBLtLyik17cEAJc03tNpqCihn4iz5gSU2oI08cvlzcPRhz9fU-ep0bk_g9CyclUHz4meEeozqs8WUvOW__knAHeNC_8Cvz7vAnAOLFk3d74ilgDUhSXiqdmuyoWmGQzQcBWV9AbJMzvw/s320/adt4_05.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5431022414567831378" /></a><br /><br />脚部の機構は、当ブログですでに紹介している、多脚歩行メカ「グラスホッパー」や「プレーリドッグ」と、同じシステムという設定ですが、このメカには、車輪はなく、四足の歩行行動のみが、移動手段のすべてとなっています。<br />足の先端に、車輪と車輪駆動部がないぶん、歩行は極めて軽快に行えますが、整地路面における高速での長距離移動は、不得意とするところです。そのような場合は、専用のトレーラーを用いるという設定にしています。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiZ5RoxA54Nge5sF9hI26SoTNXrovEA9AstKQcFClJLiiDCKqDMUeNrZORGz89mYpMfcEOo6tgmwQwBs2EGKz4dMpA-teQzTd3pw5tBjzR1ZvMNKC2iYjcPMBQBeafJB8z9Y_a-ZOvp8w/s1600-h/adt4_06.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 320px; height: 256px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiZ5RoxA54Nge5sF9hI26SoTNXrovEA9AstKQcFClJLiiDCKqDMUeNrZORGz89mYpMfcEOo6tgmwQwBs2EGKz4dMpA-teQzTd3pw5tBjzR1ZvMNKC2iYjcPMBQBeafJB8z9Y_a-ZOvp8w/s320/adt4_06.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5431022740087009250" /></a><br /><br />もともとは戦車ですので、操縦手が乗り込む車体上部は、可能な限り強固に装甲されています。複合素材を用いたこの装甲は、熱に対しても、良好な耐性を持っており、加えて、対毒ガス、対生物化学兵器を防ぐ装備もしています。そのため、油田火災などの、突然の爆発やガス発生の危険性が高い現場においても、乗員の安全を計りつつ、消火活動を継続することが可能です。<br />さらには、地雷埋設が疑われる、かつての紛争地帯の災害にも、出動が可能です。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg06vY6LcTDVAj3h_nRb5PEr1qADmqFNJfBJnmWwmPGkzi_3OCZCmWt2SMBgSueVKmTaWBRiv9uXsfYxMVjwyoPvqXeGdgeOG7284NAlmlWa5NFPaWy1_gZvfIwsWM2uZTFkkM_Tr06AA/s1600-h/abt4_02.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg06vY6LcTDVAj3h_nRb5PEr1qADmqFNJfBJnmWwmPGkzi_3OCZCmWt2SMBgSueVKmTaWBRiv9uXsfYxMVjwyoPvqXeGdgeOG7284NAlmlWa5NFPaWy1_gZvfIwsWM2uZTFkkM_Tr06AA/s400/abt4_02.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5431023001702671474" /></a><br /><br />全体の形状は、多面体構造となっており、現用戦車である、M1エイブラムスや、レオパルド2などとも、相通ずるようなフォルムにしたつもりです。<br /><br />乗員は基本的に一名ですが、より高度な消火活動、救助活動を行うために、もうひとり、専用のオペレーターを収容することができます。<br /><br />また、本機は、威力偵察を目的として作られているため、戦車としては軽量で、大きさも、通常のMBT(主戦闘戦車)に比べれば、小振りです。<br />消化液放水砲は、軍事タイプでは、72.6mmの滑空砲が装備されていました。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjRKxYDKbmMsiwcrfx0dCuBfcU9mGvprGNDHYKQaIMYNd6y1Iyvnyig9SezRX0iZjzsXtuLfkZYApsUdzeTx-6uwDdAr63PGK3JyREsJEhct3wdobswyiScMrOIZHXJfZOoNkzovBLxcA/s1600-h/adt4_04.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjRKxYDKbmMsiwcrfx0dCuBfcU9mGvprGNDHYKQaIMYNd6y1Iyvnyig9SezRX0iZjzsXtuLfkZYApsUdzeTx-6uwDdAr63PGK3JyREsJEhct3wdobswyiScMrOIZHXJfZOoNkzovBLxcA/s400/adt4_04.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5431023615899122242" /></a><br /><br />機体前部中央に取り付けられた円筒部には、外部視認装置が収められています。この箇所に収められた、各種センサーやカメラが、乗員に、外部の情報を伝えます。とくに、外部の映像は、乗員の網膜に、直接、立体投影されるシステムを備えています。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEioXnJ9F62PrOz6lrUuAS6WuJSGqNdE1F4rY77Wi33Go9IsC6YYZICl3iWfnqsv-wUf9e793oQGEWBD9WAfkCNiTJBN4BYyL0H6jJhLm0TWGm9f2YPOPVfHcSt1Or2d1sXrEhnl9UtGBA/s1600-h/adt4_03.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEioXnJ9F62PrOz6lrUuAS6WuJSGqNdE1F4rY77Wi33Go9IsC6YYZICl3iWfnqsv-wUf9e793oQGEWBD9WAfkCNiTJBN4BYyL0H6jJhLm0TWGm9f2YPOPVfHcSt1Or2d1sXrEhnl9UtGBA/s400/adt4_03.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5431023268235425106" /></a><br /><br />動力はすべて燃料電池から得られる電力によってまかなわれています。航続距離は850kmですが、夜間の任務行動(電力フル使用)の場合においては、500km弱となってしまいます。<br /><br />歩行は、通常、つま先の爪状部分が地面に接するかたちとなっていますが、軟弱な地盤では、つま先上部の関節を曲げ、広く平らな部分を接地させて、行動します。<br /><br />さて、次号では、本機の姉妹的メカである、八脚歩行戦車を取り上げたいと思っています。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-20565094760753025612009-05-26T10:17:00.019+09:002010-02-05T10:31:22.837+09:00レトロフューチャーメカ、スチームバード(2)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj8Cd1KAFfGBOXSbIBLhq_60TQusP8ysTm4T2QXgr3GCDi8PyUH8NXNqcM8VSBFfOwF2H9s0wsz2D2_o5vz6veoLJfYEjSgLCaMOwMXbAICNTfgnt-5V9YyajRJ8sjwF86BOHrSm3MBKw/s1600-h/steam_b_06.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj8Cd1KAFfGBOXSbIBLhq_60TQusP8ysTm4T2QXgr3GCDi8PyUH8NXNqcM8VSBFfOwF2H9s0wsz2D2_o5vz6veoLJfYEjSgLCaMOwMXbAICNTfgnt-5V9YyajRJ8sjwF86BOHrSm3MBKw/s400/steam_b_06.jpg" border="0" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5339936018993178498" /></a><br /><br />さて、今回も、前回に引き続き、レトロフューチャーメカのご紹介を続けたいと思います。前回は、全体の形状がよくご理解いただけるような画像をご紹介しましたが、今回は、部分アップ画像を中心に、取り上げていきたいと思います。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEin8EnwCE9zmwBrTLas9dzxJRoaQ2qGZqOBDjDeuiM2_bGPHG_5u0bXejya7srcgHWVzlbUhLCoIjegvC-GwqVEuE2ZpSelkxht6C80ZRnZtcMOfG4KCU3oIA4-3Ig8dZOOf9YuhoiZrQ/s1600-h/steam_b_07.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 320px; height: 256px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEin8EnwCE9zmwBrTLas9dzxJRoaQ2qGZqOBDjDeuiM2_bGPHG_5u0bXejya7srcgHWVzlbUhLCoIjegvC-GwqVEuE2ZpSelkxht6C80ZRnZtcMOfG4KCU3oIA4-3Ig8dZOOf9YuhoiZrQ/s320/steam_b_07.jpg" border="0" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5339936455795465074" /></a><br /><br />まず、こちらが、コクピット部分です。計器板上部の風防は、平面の一枚ガラスを、金具で挟み込んだ可倒式のものとしています。この形状は、戦前のフォーミュラーカーであるアウトウニオンの風防を参考にしてデザインしました。<br /><br />本メカは、たとえ高速で飛行するといっても、現行のジェット機よりは低速であり、このような風防でもなんとか耐えられる、という設定にしています。ちょっと苦しい設定かもしれませんが、剥き出しのコクピットのほうが、ビジュアル的に映えると判断したため、このような風防を採用しました。<br /><br />コクピット内は、大型のレトロなメーターで埋められています。その多くが、各ボイラーの圧力計といったもので、こうしたメーター類が外部から容易に見えることによって、メカらしさが増し、ひいては視覚的にも楽しさが出るように思います。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh8EKbpkaAhZjMB9zbXm1bf2Scia6YbOc35-e28UnQQBHz0lFanhTMho9AtlZuE30kAM_Ueyd9B5Ed1W7lIIVly2uqzaR694NRQ9w5I_W0m-_H6C7aJZWM44Lm7hcgMHt8Xq-4mK5npvA/s1600-h/steam_b_08.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 320px; height: 256px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh8EKbpkaAhZjMB9zbXm1bf2Scia6YbOc35-e28UnQQBHz0lFanhTMho9AtlZuE30kAM_Ueyd9B5Ed1W7lIIVly2uqzaR694NRQ9w5I_W0m-_H6C7aJZWM44Lm7hcgMHt8Xq-4mK5npvA/s320/steam_b_08.jpg" border="0" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5339936851757859746" /></a><br /><br />さて、次はエンジン部分です。こちらは、配管や、圧力を逃がすための調整弁などが、ボディから突き出しています。また、翼を上下させる機構も露出するかたちとなっています。<br />この後部の複雑な機構が、本メカのビジュアル上の大きな特徴のひとつとなっています。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgQhk1ZIsTxAEhTIO9fB1DN6PyjwXbR87rUz8qaVbDjAZ2p74Z73QRu0fe8YldyAgWgplZv5KbpB7X2DQhZzsZ3JgxQ_EArX2TvlZtXUcq2MfxTOqMeZa6MoUmaXfhZT1WCfAig7jNVJw/s1600-h/steam_b_10.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 320px; height: 256px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgQhk1ZIsTxAEhTIO9fB1DN6PyjwXbR87rUz8qaVbDjAZ2p74Z73QRu0fe8YldyAgWgplZv5KbpB7X2DQhZzsZ3JgxQ_EArX2TvlZtXUcq2MfxTOqMeZa6MoUmaXfhZT1WCfAig7jNVJw/s320/steam_b_10.jpg" border="0" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5339937284280562530" /></a><br /><br />ついで、同じ箇所を斜め後方から見てみました。巨大なノズルの付け根付近の形状は、レシプロ戦闘機に搭載されている空冷星形エンジンを彷彿とさせるデザインにしてみました。こうして見てみると、さらに細かなパイピングやコードなどのディティールが、もうちょっとあってもいいのかもしれません。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiodCYswpZwEshNHKCDbsv8WOBhRiTl6gWDW6LR0qJzr6LonZ-lfyYeXHHRraQiwdRnOgfhyphenhyphenRzVIkngfdV90qYAqqS3SKILlurgPgGGNOGQI_CElbgzipfPIPTsE_SOcZJxuysNeYA0pA/s1600-h/steam_b_09.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 320px; height: 256px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiodCYswpZwEshNHKCDbsv8WOBhRiTl6gWDW6LR0qJzr6LonZ-lfyYeXHHRraQiwdRnOgfhyphenhyphenRzVIkngfdV90qYAqqS3SKILlurgPgGGNOGQI_CElbgzipfPIPTsE_SOcZJxuysNeYA0pA/s320/steam_b_09.jpg" border="0" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5339937610180148578" /></a><br /><br />そしてこちらは、本メカが載せられている、簡易型小型台車です。前後で台車の形状が微妙に違っています。左右のスキッド(ソリ)部分のすぐ真上には板バネがあり、中央付近にもサスペンション機構があって、機体を載せるさいにかかる衝撃をやわらげるようになっています。<br /><br />また、機体と直接接する部分には、ゴムコーティングが施されていて、機体に傷をつけないよう、配慮されています。この台車は、機体が離陸した場合、そのまま、地面、あるいはカタパルトなどの射出装置の上に残されます。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi-F5aviD_L1Buk1RAIq7uRopljSEbo0rpRadJ0wyRfLLR-5jo6gTDe73JAnxTrQoPfZKpQjPepIzJwZoWM5yBFGZk8vH8v01eLSKnb-2iwyfdpXawYydkUuB_JNjD7a-kCilB434eGOA/s1600-h/steam_b_11.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 320px; height: 256px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi-F5aviD_L1Buk1RAIq7uRopljSEbo0rpRadJ0wyRfLLR-5jo6gTDe73JAnxTrQoPfZKpQjPepIzJwZoWM5yBFGZk8vH8v01eLSKnb-2iwyfdpXawYydkUuB_JNjD7a-kCilB434eGOA/s320/steam_b_11.jpg" border="0" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5339938071380499426" /></a><br /><br />さてこちらは、簡易型小型台車ごとメカを載せる、大型の作業用台車です。この台に乗せられて、組み立て作業や整備作業が行われ、離陸となった場合は、この作業台がレールの上を移動し、カタパルトに連結します。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgV0CCgHurlNjdnvP_Rlw9f_ojjIAdMlqXxssYRzoWM67L0792EKyF1mgfjUAtfrjjWWTHd-5eziOAisFfLgz1z1bX738sBVQqnORkzXkvtyyWyRYFsxbc50wgr-Q8uCKoyKW1-WkLMZQ/s1600-h/steam_b_12.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgV0CCgHurlNjdnvP_Rlw9f_ojjIAdMlqXxssYRzoWM67L0792EKyF1mgfjUAtfrjjWWTHd-5eziOAisFfLgz1z1bX738sBVQqnORkzXkvtyyWyRYFsxbc50wgr-Q8uCKoyKW1-WkLMZQ/s400/steam_b_12.jpg" border="0" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5339938360159491618" /></a><br /><br />このメカは、スチームバードと命名しました。以前このブログでご紹介した、フライングスチームシップと同時代、同一の技術体系のなかで製造されたもの、という設定にしています。<br /><br />それでは、今後も、レトロフューチャーメカや、クールなメカのご紹介を、していきたいと思います。ご期待下さい。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-57714444568631622392009-05-20T13:49:00.014+09:002009-05-26T16:40:19.802+09:00レトロフューチャーメカ、スチームバード(1)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzm6FTjknQAnrPwrk-44ikCz-2fkqV-ottrklzh8obFAHsXl4WToUXyUN9pgrO0E9G6pYw50sw9ZOR0JFpWQ9jNfTGfXpQPMpcOPP_NpJXCdumKE13lm-CtLc54F2G-DEySZOnOJrvYA/s1600-h/steam_b_01.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzm6FTjknQAnrPwrk-44ikCz-2fkqV-ottrklzh8obFAHsXl4WToUXyUN9pgrO0E9G6pYw50sw9ZOR0JFpWQ9jNfTGfXpQPMpcOPP_NpJXCdumKE13lm-CtLc54F2G-DEySZOnOJrvYA/s400/steam_b_01.jpg" border="0" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5337764212644815410" /></a><br /><br />さて、久しぶりの投稿になりますが、今回は、レトロフューチャーデザインのメカニックをご紹介したいと思います。<br /><br />このメカニックは、蒸気ジェット(ロケット)機です。推力を得るしくみは、断続的な水蒸気爆発を発生させる、という設定にしています。もっとも、そのような原理で、ロケットを飛ばすことなど、まったくの不可能事なのでしょうが、蒸気機関を発明した当時の人々は、この機構をさらに発展改良させていけば、やがては、空を飛ぶ機械も作れるに違いないと、夢を膨らませたのではないかと思います。<br />レトロフューチャーとは「懐古趣味的未来」という意味ですが、その世界観は「現在とは異なる技術体系を持つ異世界」という定義付けも成り立つのではないかと思います。このメカは、そんな夢想の世界の産物であり、よって設定も自由に、ということで、蒸気ロケットという設定にしました。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjcBgAkpa-wWNGeYr8FmFEJXX4fNTXVMy9rbsnoVCOnieFjkuUthcmFRNYUkbPdWYvoKh5h7FX7yzEOaRJFGDeIoazzIazRLgeLcMw5V8h891ZzA0jO2VOJ0XGVrQcwr5AZMub9adEO6Q/s1600-h/steam_b_02.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjcBgAkpa-wWNGeYr8FmFEJXX4fNTXVMy9rbsnoVCOnieFjkuUthcmFRNYUkbPdWYvoKh5h7FX7yzEOaRJFGDeIoazzIazRLgeLcMw5V8h891ZzA0jO2VOJ0XGVrQcwr5AZMub9adEO6Q/s400/steam_b_02.jpg" border="0" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5337764523730112082" /></a><br /><br />このメカニックは、見ての通り一人乗りで、実験的な意味で作られた機体という設定です。実用性はほとんどなく、航空レース競技などに使われる、スペシャルマシンということにしています。離陸は主に専用のカタパルトを使って行い、着陸は胴体下部に収められた簡易着陸脚(橇状のもの)を下ろして、半ば強引に着陸する、ようになっています。きちんとしたランディングギアをもたないため、移動時や待機時は、冒頭の画像のように、専用の台車に乗せられています。<br /><br />翼は、アームによって上下に駆動するようになっており、蒸気駆動によって鳥のように翼をはばたかせ、揚力を得るという設定になっています。ただ、この揚力はあくまで補助的なもので、低速時や離陸時に使用する、という設定にもなっています。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4nADri0BLQQlm7AVd6gRDEiN7JKQ4Bq2RWQkpUQq_-EErmbZAixqnnZZjPlnbZ6fiT3WV3qSnF6yg7rgFga_1tHcN1gwrK8-rCSUZKlkMLStNAQueZy57dbyBq5B3YaqRetagoa1bCw/s1600-h/steam_b_03.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4nADri0BLQQlm7AVd6gRDEiN7JKQ4Bq2RWQkpUQq_-EErmbZAixqnnZZjPlnbZ6fiT3WV3qSnF6yg7rgFga_1tHcN1gwrK8-rCSUZKlkMLStNAQueZy57dbyBq5B3YaqRetagoa1bCw/s400/steam_b_03.jpg" border="0" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5337765328268882850" /></a><br /><br />このメカは、もともと、昔の葉巻型F1のように、エンジン部分が露出するメカを作りたい、という思いから、製作をはじめました。<br />ですから、よくも悪くも、リアビューがもっともビジュアル的に映えるようなデザインとなってしまっています。デザインスケッチもリアからのものしか存在しません。<br /><br />ボディは真鍮のようなテクスチャを持つ軽合金で作られており、各所はリベットによって接合されています。レトロフューチャーなガジェットに、リベットは欠かせないアイテムです。<br /><br />私のレトロフューチャーメカの特徴は、目に相当する部分がついていることです。このメカにも、前部ボイラの点検口(廃熱口)という設定で、目がついています。レトロフューチャーなガジェットは、どことなくユーモラスな雰囲気を出したいと思っているので、このような部分を、いつも付けるようにしています。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEieuL1nHhvRktmDT-u3uHhIH-2R-700TiDuiQDC0G_aP6bq2usoVvCzvV2xd_gV9d5ukqgbp7-4vs1yl9mo1UVxbbaQo3v8P78uxHocfSIk4LyW6NsuQXXU-_RBNNlBqN7S0tVRVM6gbw/s1600-h/steam_b_04.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEieuL1nHhvRktmDT-u3uHhIH-2R-700TiDuiQDC0G_aP6bq2usoVvCzvV2xd_gV9d5ukqgbp7-4vs1yl9mo1UVxbbaQo3v8P78uxHocfSIk4LyW6NsuQXXU-_RBNNlBqN7S0tVRVM6gbw/s400/steam_b_04.jpg" border="0" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5337765651164647394" /></a><br /><br />さて、次回は、このメカのディティールについて、さらにくわしくご紹介したいと思います。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-83661697664490536532009-02-24T15:22:00.009+09:002009-05-11T18:34:37.149+09:00LRT (Light Rail Transit) を考える。<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg2iDrOsgxM0uX2w0tU-tqPIR6VfQb5iEOqu_4_MNiFLd61RVTeo6R4j7m686BDscYy9PFJJPzZszNbaV8oXBjj71QDlQ7pkD7q5RF-KYiTM5DbtuCMBdCn98AiWKmOWl4sdA1U3TiVTQ/s1600-h/lrt_01.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg2iDrOsgxM0uX2w0tU-tqPIR6VfQb5iEOqu_4_MNiFLd61RVTeo6R4j7m686BDscYy9PFJJPzZszNbaV8oXBjj71QDlQ7pkD7q5RF-KYiTM5DbtuCMBdCn98AiWKmOWl4sdA1U3TiVTQ/s400/lrt_01.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5306245705467956882" /></a><br /><br />近年、環境保護の観点から、都市の交通システムに、路面電車をふたたび取り入れようという動きが、活発になってきているように思います。<br /><br />ほんの数年前まで、路面電車といえば、マイカーが普及した時代にあっては、どちらかというと、邪魔者的な存在であり、また、採算面での問題も多く、やがては消えてなくなる交通手段のように思われていました。<br /><br />ですが、都市中心部の交通渋滞の悪化や、燃料費高騰、さらには温暖化ガスの排出といった問題が噴出するようになると、姿を消しつつあった路面電車が、今一度、脚光を浴びるようになってきました。<br /><br />近年の路面電車は、床を低くして乗客の乗り降りを容易にするなどの工夫がなされ、またデザイン的にも、すぐれたものがたくさん登場しているようです。こうした路面電車は、LRT(Light Rail Transit)と呼ばれ、今後、都市の交通の一翼を担うことが期待されています。<br /><br />というわけで、今回は、この路面電車(LRT)を作ってみました。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg9OknLEcNwDULxEuWBoqq1PAwkJpnAmIseVsOMJscgg_7xbGjRYhgpPJ1k_bbR5zj4ihj6mQy_etJb0VlgZubt0i_NknVvmnIPc8bde3Aqxm-4bpYWPNloV8WawbeiHFwZFp5JQxAjBw/s1600-h/lrt_02.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg9OknLEcNwDULxEuWBoqq1PAwkJpnAmIseVsOMJscgg_7xbGjRYhgpPJ1k_bbR5zj4ihj6mQy_etJb0VlgZubt0i_NknVvmnIPc8bde3Aqxm-4bpYWPNloV8WawbeiHFwZFp5JQxAjBw/s400/lrt_02.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5306245952160284034" /></a><br /><br />今回のデザインの主眼は、前方のウインドウグラス部分を広く大きくとることにありました。これによって、運転手だけでなく、乗客からも前方がよく見えるようになり、LRTをして単なる交通手段ではなく、観光のツールとしても使用できるよう考えてみました。<br /><br />車輛は二両一組で、それぞれに、前後の昇降口があります。車内通路を広くするため、座席は三つが並列するかたちとなっています。<br />また、運転席上部には大型のモニターがあり、ここに、観光案内的な映像が映し出すことによって、乗客への情報提供がなされる、といった設定になっています。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgdXbPijgp0CVCS3skM3pqjay86ud9v0VmbA6650o_tHRVWZivW49lzXRK2PbL_w8ZhkN-FWxUxYpiJWl-JwHqrf6sBqYYy3E1dgVoR2cQN7pjrLED3kzwHAMhrunaGL8A45XS-EyEbxQ/s1600-h/lrt_03.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgdXbPijgp0CVCS3skM3pqjay86ud9v0VmbA6650o_tHRVWZivW49lzXRK2PbL_w8ZhkN-FWxUxYpiJWl-JwHqrf6sBqYYy3E1dgVoR2cQN7pjrLED3kzwHAMhrunaGL8A45XS-EyEbxQ/s400/lrt_03.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5306246165103334626" /></a><br /><br />車体前面にあるランプの一部は、大きく張り出したウインドウグラスに内包されるデザインとなっています。上部にいくほど前へ張り出すウインドウグラスは、車内においては、圧迫感の軽減に寄与するものと思っています。<br /><br />さて、今後は、こうした、現実的なメカニックも、多数登場させていけたらと、思っています。(ですが、次回のメカがそうなるかどうかは、未定です)<br /><br />ちなみに、このLRTは、LRT&BRTデザインコンテストにて、入選した作品でもあります。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-11917837497725427092009-02-18T14:47:00.013+09:002009-02-18T15:38:34.419+09:00多足歩行機械をもう一度考える(2)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiUDekFRHeumZYJ8htn6LghawwNhlsgWfQIMxYUSv5sC6ZxV8abIQFT46JmK0k4ynW1GPDCJNznv4RGSaYcN9ZLotM5iY7SHCjEB5UKqmUvFnM8bM9Kf09z_Y8KavVJEPZ6N2e5ocnILw/s1600-h/prairiedo_04.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiUDekFRHeumZYJ8htn6LghawwNhlsgWfQIMxYUSv5sC6ZxV8abIQFT46JmK0k4ynW1GPDCJNznv4RGSaYcN9ZLotM5iY7SHCjEB5UKqmUvFnM8bM9Kf09z_Y8KavVJEPZ6N2e5ocnILw/s400/prairiedo_04.jpg" border="0" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5304010358691038706" /></a><br /><br />かなり間があいてしまいましたが、前回ご紹介した四足歩行(走行)メカニックを、今回も、引き続き、画像を交え、解説していきたいと思います。<br />今回は、本メカニックのディティールや各部の機能の詳細を、順を追って説明していきたいと思います。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh5Vp9OyKIa4uyGLzQbQhb38hn-npLBbLbFZufXG0GccKmYOxmRp3IiF6HepDrjE7aJbCLNghLpEfmTQ7KKa3FHUcq5opzX22KaAL6Wt3pq5bz-QmoMO-Sa6lAmEsFOsOBSW465nv_upw/s1600-h/prairiedo_06.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 320px; height: 256px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh5Vp9OyKIa4uyGLzQbQhb38hn-npLBbLbFZufXG0GccKmYOxmRp3IiF6HepDrjE7aJbCLNghLpEfmTQ7KKa3FHUcq5opzX22KaAL6Wt3pq5bz-QmoMO-Sa6lAmEsFOsOBSW465nv_upw/s320/prairiedo_06.jpg" border="0" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5304010632065674706" /></a><br /><br />まず、足回りですが、歩行を可能とする脚部分の先には、それぞれ、整地や路面での機動性を高めるため、車輪が設けられています。<br /><br />車輪は、一足につき、ふたつが一組となっており、それぞれのホイルの内部に、強力なモーターを四基搭載しています。つまり、左右の両輪共々、独自の動力源を持つことになります。<br />ふたつの車輪に挟まれた部分にある、グレーの円筒形の部品が、ステアリングを司るモーターで、このモーターが、ふたつ一組になっている車輪を左右に旋回させて、操舵をしています。このそれぞれの車輪は、独自の動力をもっているため、左右で逆方向に回転させることができ、ステアリングを切るさいに、車輪の動きをスムーズにします。<br /><br />サスペンション機能は、脚部の関節にあるモーターが、その代用を勤めています。足先や胴体下部に路面状態を検知するセンサーが多数設けられており、路面の凹凸にあわせ、各脚部が上下し、衝撃を吸収します。<br />多少の不整地であっても、本機は、スケートリンク上のスケーターのように、前後左右に、なめらかに移動することができまし、超心地旋回も難無くこなします。極端な不整地では、車輪を止め、四本の脚による歩行を行って、移動します。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhN6G9k5dOZBOHYob7vkfnbnP6idX2E24vU6zNDvz8oDSbuWdLClFXKuic2pUa70ypQE0bIiPnDzFQHI8B-dvhGjrP_WcWwDXVygn6q89rqWNwAZYJKazFdmn3ScERHNjdfnIqAeOg58Q/s1600-h/prairiedo_05.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 320px; height: 256px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhN6G9k5dOZBOHYob7vkfnbnP6idX2E24vU6zNDvz8oDSbuWdLClFXKuic2pUa70ypQE0bIiPnDzFQHI8B-dvhGjrP_WcWwDXVygn6q89rqWNwAZYJKazFdmn3ScERHNjdfnIqAeOg58Q/s320/prairiedo_05.jpg" border="0" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5304011022938878450" /></a><br /><br />続いて今度は、作業アーム部分について解説していきます。<br /><br />前回の記事でも触れましたが、アーム部分は、通常はコンパクトに折り畳まれおり、作業時には展開することとなります。<br /><br />先端のマジックハンドは、災害時に人命を救助するさい、破壊された建物や障害物を取り除くためのもので、ハンド部分の先端には、バーナートーチが内蔵されており、鉄骨などの金属製障害物を切断したりすることも可能となっています。<br />また、バーナートーチは、2本の指部分の内側にもあり、障害物を2本の指で挟んだ状態で、切断作業をすることもできます。<br />マジックハンドの根元には、各種センサーやライトがあり、各種作業をサポートします。<br /><br />ただ、このバーナートーチは、あくまで補助的なもので、その威力にも限界あるため、切断作業が手に余る場合には、作業腕本体(下腕部分)を、切断作業専用のものに交換する必要があります。<br /><br />作業腕部分の交換作業はいたって簡単で、腕部分後方のラッチを回して外し、個別の作業に適した腕を取り付けます。<br />個別作業用の腕はいくつもバリエーションがあり、なかには、溶接作業ができる腕や、チェーンソーを持つ腕などがあります。<br /><br />各種の専門ツールを装備することで大きな力を発揮するこのアームは、しかし過大な重量物を持ち上げるといった作業にはむいておらず、そのさいは、クレーンを持つ別のメカニックの援助を受けなくてはなりません。<br />本機は、極めて柔軟な作業をこなすマルチユーティリティーメカニックですが、決して万能ではなく、実際には、性質の異なる同種のメカの助けが不可欠となります。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiYTaCFA2dpoTPSG6NltfqPf_PsT-YmdB6uDO1ExP4OSXRD5bpCLid1R33Sv5_w8hnZPLQ5zEFt1Nyh3EuEbNzQcU9dnGh6z7JzsUqdKFwkaX9lD_e8-hBxCaYVLj1fuf6Ipz0pqpFlVg/s1600-h/prairiedo_07.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 320px; height: 256px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiYTaCFA2dpoTPSG6NltfqPf_PsT-YmdB6uDO1ExP4OSXRD5bpCLid1R33Sv5_w8hnZPLQ5zEFt1Nyh3EuEbNzQcU9dnGh6z7JzsUqdKFwkaX9lD_e8-hBxCaYVLj1fuf6Ipz0pqpFlVg/s320/prairiedo_07.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5304011359578276514" /></a><br /><br />足の付け根は、大きな力がかかる箇所でもあり、強力なモーターにより各個駆動されています。<br />また、この部分(胴体下部前面)には、コンパクトながら、ウインチも装備されています。赤い三角の下に、グレーのパーツがありますが、この奥に、ウインチ基部があります。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjWHEcMDplu8a4WVnXOKHuLOOQWy7fzjGLC_y_6udrftjhueCvc26ad6bSaAj0OThVDINb3qPGcbWQxEsudqkN34pq130kQKOpAX6Ohigkf_gbnqaL7xSH4BH6Y8qPhX4OfzVMi__g_4A/s1600-h/prairiedo_06.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjWHEcMDplu8a4WVnXOKHuLOOQWy7fzjGLC_y_6udrftjhueCvc26ad6bSaAj0OThVDINb3qPGcbWQxEsudqkN34pq130kQKOpAX6Ohigkf_gbnqaL7xSH4BH6Y8qPhX4OfzVMi__g_4A/s400/prairiedo_06.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5304011807578961954" /></a><br /><br />さて、次回は、また別のメカニックをご紹介したいと思います。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-62021473375369761252008-10-28T22:49:00.007+09:002009-02-18T15:39:59.340+09:00多足歩行機械をもう一度考える(1)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgHWTLTugEMku-gq1B7MzmfmOwb47BHV-F9IanXaWSe2Zvn60OZhYUpSRAOrrbr5bYVI1N-BDYpqMgRTqLzFnQ0VnrO76dvfGSTgeZQsNWFYOCrGyakcupLlhKDEEmEZJjHqOtqvn3x0A/s1600-h/prairiedo_01.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgHWTLTugEMku-gq1B7MzmfmOwb47BHV-F9IanXaWSe2Zvn60OZhYUpSRAOrrbr5bYVI1N-BDYpqMgRTqLzFnQ0VnrO76dvfGSTgeZQsNWFYOCrGyakcupLlhKDEEmEZJjHqOtqvn3x0A/s400/prairiedo_01.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5262201784760302802" /></a><br /><br />さて、久しぶりの記事投稿となります。<br />ここのところ、レトロフューチャー風メカニックの紹介が続きましたが、今回は、近未来メカの登場してもらうことなりました。しかも、多足歩行機械について、ふたたび考えてみました。<br />以前、このブログに登場したレスキュー用多足歩行機械GRASSHOPPERと、同類のメカニックという想定です。<br /><br />このメカニックも、GRASSHOPPER同様、整地された場所では、車輪で走行し、不整地では脚部で歩行する、というシステムを有するものです。<br />近未来(21世紀中頃)のテクノロジーにて生産されたものという設定で、そうした時代設定に見合う、現実味を帯びたフォルムを目指しています。<br /><br />将来、地球温暖化によって、かつてない大型台風や、局地的な豪雨、そして竜巻が引き起こされ、人類を脅かすようになるかもしれません。そんな時代が到来すれば、このようなメカニックが、災害発生の現場で、大きな威力を発揮することになるでしょう。<br /><br />また、地震や、テロなどの人為災害の現場でも、活躍するに違いないと思います。<br /><br />路上が障害物に溢れていても、歩行機構を使って進み、破壊された建物や構造物をマジックハンドで除去して、人命救助にあたったり、また、建設作業にも幅広く使えるのではないかと思っています。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhudj7q-oXwr6QM7SjIu14wvq8pZln9Fputs7lemH0stag4fB1-u2PNWsU7DWF_5mWyNo2_0IHD1NfpWjYt_8XAfBPtEAV_xZKHGWarpmhmxGTqlYSaTOzWYV7iUsiJmYSlek93MBjOiw/s1600-h/prairiedo_02.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhudj7q-oXwr6QM7SjIu14wvq8pZln9Fputs7lemH0stag4fB1-u2PNWsU7DWF_5mWyNo2_0IHD1NfpWjYt_8XAfBPtEAV_xZKHGWarpmhmxGTqlYSaTOzWYV7iUsiJmYSlek93MBjOiw/s400/prairiedo_02.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5262202012027540850" /></a><br /><br />このメカニックは、災害と戦うマシンであるが故に、地球環境にも配慮したものとなっています。動力はすべて電力で、各関節、車輪を動かすのはモーターとなっています。そのため、CO2の排出はほとんどありません。<br /><br />キャビン左右に設えられたマジックハンドは、現在の状態は折り畳まれていて、作業時に、展開させることになっています。<br />マジックハンドを外して、専用のスポット溶接機や、大型カッターを装着する、ということも、可能だという設定にしています。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjHr96T2giGQ4R3VsADPfIOqGYSlNX58v9E58stfZR8Rte8SycEcSn17syFOIKi3AlTEVdzAj41iRd_KFPPfbhOd8wR4QBSzSKkubuKnscI2F-ppA0d65z2d_O4j9Zjgt4DnTyVq2i-hw/s1600-h/prairiedo_03.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 400px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjHr96T2giGQ4R3VsADPfIOqGYSlNX58v9E58stfZR8Rte8SycEcSn17syFOIKi3AlTEVdzAj41iRd_KFPPfbhOd8wR4QBSzSKkubuKnscI2F-ppA0d65z2d_O4j9Zjgt4DnTyVq2i-hw/s400/prairiedo_03.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5262202324522277890" /></a><br /><br />また、キャビン自体も、上下に昇降し、かつ旋回するようになっています。可動部が多いことは、作業の効率を高めるものと思っています。<br /><br />さて、次回は、このメカニックについて、さらに詳しく解説したいと思います。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-1687296488876259272008-07-12T13:48:00.011+09:002008-07-16T21:38:45.400+09:00ふたたび、レトロフューチャーメカ(2)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgRP58_OZ78q7_PFfGvbTLOoav3bXQEJ2EWEqqY5CCjYeVrxZ4wc_8hmcHNh-aA3twrKH_O4EyTwUFkZG31UjjdwVJABftKxmZ_Qak4G4n-ruAiwEWP13sjEBVOAraiFjuzy4cJZpBzaw/s1600-h/khafss-08.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgRP58_OZ78q7_PFfGvbTLOoav3bXQEJ2EWEqqY5CCjYeVrxZ4wc_8hmcHNh-aA3twrKH_O4EyTwUFkZG31UjjdwVJABftKxmZ_Qak4G4n-ruAiwEWP13sjEBVOAraiFjuzy4cJZpBzaw/s400/khafss-08.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5221985200022300002" /></a><br />前回に引き続き、フライングスチームシップをご紹介していきたいと思います。<br />今回は、そのディティールに重点を置いて、説明していきたいと思います。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjkcCWGa_BTlgjoU6ZdsZvc6KvfB7IxWT5pkD8Bb5oSI9wiC0bOGAbktwqCmgkrHC_lFhUcjP58zTtEfAXmMYf2fZs89q4j8uMoypi5wBu4aaKdixvhmOHGnwrcSPgndtE4rq005uipSg/s1600-h/khafss-06.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjkcCWGa_BTlgjoU6ZdsZvc6KvfB7IxWT5pkD8Bb5oSI9wiC0bOGAbktwqCmgkrHC_lFhUcjP58zTtEfAXmMYf2fZs89q4j8uMoypi5wBu4aaKdixvhmOHGnwrcSPgndtE4rq005uipSg/s320/khafss-06.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5221989285834472386" /></a><br />翼を駆動するアームは、最初、単純に、円筒状パーツとして作っていました。ですが、いざ、出来上がってみると、形状的に、いまひとつおもしろみがありません。というわけで、いろいろ考えたすえ、現在の丸い穴が空いたアーチ状のパーツを、設えることにしました。このほうが、レトロな外観とよく合うと思います。<br />また、翼は、アームだけで駆動されているわけではなく、翼を吊るワイヤーも、駆動をサポートしている、という想定にしています。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhV4_nqTDsLpiUSES9Os9m8QcwvOJTdGJPfIRbIqjsJejpTClgXui4l9T_o5AIuiiFjcaUTg0b9LQ9GnmOLu2GAYWN0fpewKENQ4eOBGYF6_dqV0hhKVg8uCXgpdVoSXaWSo3KlLS6uoA/s1600-h/khafss-09.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhV4_nqTDsLpiUSES9Os9m8QcwvOJTdGJPfIRbIqjsJejpTClgXui4l9T_o5AIuiiFjcaUTg0b9LQ9GnmOLu2GAYWN0fpewKENQ4eOBGYF6_dqV0hhKVg8uCXgpdVoSXaWSo3KlLS6uoA/s320/khafss-09.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5221985539706625970" /></a><br />こちらの画像は、主翼部分を外し、アームと、アーム駆動部を、見やすく露出させた画像です。このような、歯車やクランクといった、アナログ的な機構が密集する部分があると、見た目にも、楽しさがあるように思います。<br /><br />余談ですが、操縦席前にある、弧を描くアンテナは、帝国陸軍の九七式中戦車の鉢巻きアンテナを参考にデザインしました。(もともと、私は戦車マニアですから…)<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhD2pJkikc2TTGAJnO0yuXj5TJLKPMllzwukBIc24fuYGsf_stsR2aQkT8jNuBTKCeUm6xfDK_yX-U7nvZX7vMqWP5o1D1CVyMaQpUaGEGL3hiQsW8bFaW4zm4E0lLKpUSHT0QS61x2uQ/s1600-h/khafss-10.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhD2pJkikc2TTGAJnO0yuXj5TJLKPMllzwukBIc24fuYGsf_stsR2aQkT8jNuBTKCeUm6xfDK_yX-U7nvZX7vMqWP5o1D1CVyMaQpUaGEGL3hiQsW8bFaW4zm4E0lLKpUSHT0QS61x2uQ/s320/khafss-10.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5221985816105719394" /></a><br />さて、翼を外した状態のままで、今度は、機体を上方から見てみます。<br />デッキは板張りになっており、このあたりのイメージは完全に「船」です。このメカニクスは、翼のはばたき機能により、空中をゆっくりと進むことができるため、飛行中に、デッキに出ることも可能、という想定にしています。それでも、きっと、デッキに出ると、かなりの強風に見舞われそうですが…。<br /><br />いずれにしろ、機体に、手すりやラッタルなどがあると、見る側に、「そこに人が行ける」という気持ちを抱かせるのではないかと思います。そうすると、実際にこの乗り物に乗った時のことなどを、諸々想像することになります。手すりやラッタルは、見ていて楽しくなるメカニクスをデザインするさい、重要なファクターとなりそうです。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEguT6iBj0h97iV31f5AkzpaB05zJPRGKhWyMpJ9a05HWD4Gb5FP4RgHy-G0kbY_LT9xSxJ-qtpdMuM8U0WrorurtZvU0Ougrq8VfzlF-xYTqBJ_VaGYIxOuLrV-TzJEwq-wMKGbeoN14A/s1600-h/khafss-07.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEguT6iBj0h97iV31f5AkzpaB05zJPRGKhWyMpJ9a05HWD4Gb5FP4RgHy-G0kbY_LT9xSxJ-qtpdMuM8U0WrorurtZvU0Ougrq8VfzlF-xYTqBJ_VaGYIxOuLrV-TzJEwq-wMKGbeoN14A/s400/khafss-07.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5221986494889474834" /></a><br />羽ばたく翼は、機体の上昇に寄与するもので、前へ進む原動力にはあまりなっていません。機体を前進させるのは別の動力。高圧蒸気噴射によって推力を得ています。機体最後尾の球体も、謎の推力発生装置として設えてみましたが、ここだけオーバーテクノロジーというのは、設定状、ムリがあるのかもしれません。素直に蒸気噴射口を付けたほうがいいのかな、とも、いま、思っています。<br /><br />こうした、レトロフューチャーなメカニクスというのは、とても「絵」になる、と、私は思っています。このブログの冒頭にある、曇天の空を飛ぶフライングスチームシップは、自分でも、お気に入りの一枚となりました。<br />加えて、こうしたメカニクスには、真鍮のような、金属テクスチャーがよく似合うと思います。今後は、こうしたレトロフューチャーメカニクスも、シリーズ化して創造していきたいと考えております。<br /><br /><br /><br /><br />では、次回もご期待ください。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-68139866486979622482008-07-11T18:01:00.016+09:002008-07-12T13:25:02.115+09:00ふたたび、レトロフューチャーメカ(1)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQ4HUQXU9WU8B5VBrkowf-MiZc8tajJdIwKVqY0WH6cDyavwYtE1yRBMza8GJz43HW6q_uoUUSWVcp_MsBzlVwVs_f6_xZYG0H-TwOXs0RN4Frzs-c6fHFa62bSWupEibJssl4HFefbw/s1600-h/khafss-01.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQ4HUQXU9WU8B5VBrkowf-MiZc8tajJdIwKVqY0WH6cDyavwYtE1yRBMza8GJz43HW6q_uoUUSWVcp_MsBzlVwVs_f6_xZYG0H-TwOXs0RN4Frzs-c6fHFa62bSWupEibJssl4HFefbw/s400/khafss-01.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5221768972560627986" /></a><br /><br />今回も、前回のマンモスメカニクス同様、レトロフューチャーなメカニクスを取り上げてみたいと思います。今回登場したメカニクスは、蒸気によって駆動する、フライングマシーンです。<br /><br />このメカニクスをデザインするにあたり、まず、念頭に置いたのは、「飛行機のようでもあり、また、船のようでもあり、そして飛行船のようにも見えるフォルムにしたい」ということでした。<br />そして、ハードなメカニクスながら、ユーモラスで微笑ましい印象を持たせたい、ということも、同時に考えました。<br />また、各所に、メカニカルな部分を露出させることや、実際に乗ったら楽しいだろうな、と思えるような、何らかの工夫を施すことができれば、とも、思っていました。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiZ15JWhTEu7zEaS6SpcYV4gHuMK0_lgujGqOwthUfyS19qf-SFIDhzdsnzI728TruiYXb7_uHxrhC7cp7xcfRQvFuNIsI4Vs-ceKAk_5kKe6NBvE1QM9-SkFvhT-VEgU221ot2yIqYRw/s1600-h/khafss-02.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiZ15JWhTEu7zEaS6SpcYV4gHuMK0_lgujGqOwthUfyS19qf-SFIDhzdsnzI728TruiYXb7_uHxrhC7cp7xcfRQvFuNIsI4Vs-ceKAk_5kKe6NBvE1QM9-SkFvhT-VEgU221ot2yIqYRw/s400/khafss-02.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5221680207836564626" border="0" /></a><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjWj2keg4t7rP5198b69XYXX47ECYcYi_n2qOT6gv-FNC0urXRcfLxAerPzjbqjjUkibjElaei-JTQzTnoiGMHH2roJfHaF4MjyF731gkDmOmLjsIlh_xaQbatRx-TSPz9emNYPB-tseA/s1600-h/khafss-03.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjWj2keg4t7rP5198b69XYXX47ECYcYi_n2qOT6gv-FNC0urXRcfLxAerPzjbqjjUkibjElaei-JTQzTnoiGMHH2roJfHaF4MjyF731gkDmOmLjsIlh_xaQbatRx-TSPz9emNYPB-tseA/s400/khafss-03.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5221680672106771874" border="0" /></a><br /><br />そうして、何枚かのスケッチを重ねて、出来上がったカタチが、コレです。<br />全体の形状は、基本的に、紡錘形の単純なものなのですが、そこに、客室と操縦席を含むデッキ部分が、上部に張り出すかたちとなっています。<br />基本の紡錘形部分は、プレスされた真鍮のような金属でできている、という想定のもとに、ライン状の凹凸を加えて、プレス感を出しています。<br /><br />また、メインとなる翼は、機体内部から伸びるアームによって上下に可動するという想定になっています。このアームにより、翼は、鳥のようにはばたき、機体の上昇を補助します。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjwoc2MWXON-lkXv5FhLGWXx78gDssFvRamNoFXj6qoUL_d_U9mUytcrEUTANy-uqyONh71KQW7rHwwBSe4DpzhqQgvjwV46NlcpVoK0_8vhbkSudsBBB2slTj724G1__QitWxknGJuKw/s1600-h/khafss-04.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjwoc2MWXON-lkXv5FhLGWXx78gDssFvRamNoFXj6qoUL_d_U9mUytcrEUTANy-uqyONh71KQW7rHwwBSe4DpzhqQgvjwV46NlcpVoK0_8vhbkSudsBBB2slTj724G1__QitWxknGJuKw/s400/khafss-04.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5221680960121546578" border="0" /></a><br /><br />機体後方には、機体を安定させるための、固定式の補助水平翼があります。補助翼の付け根部分にある黒い円筒状物体はボイラーという想定です。<br /><br />また、機体前方両脇にある目のような突出物は、さまざまな光学機器を納めた、観測室という設定にしています。この目が、ユーモラスで微笑ましい印象を醸すものと思っています。<br /><br />実際のメカニクスでも、ユーモラスな造形がきわだっているものがあります。<br />たとえば、オースチンヒーリー・スプライトというクルマは、前面グリルが笑顔を思わせるデザインとなっており、強いインパクトを人に与えます。<br /><br />レトロフューチャーなメカニクスを考察する場合は、機能性ばかりにとらわれるよりも、ビジュアル面での「つかみどころ」を用意しておくことが、肝心かもしれません。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9Z_JM5zh1hUUKzvSHC9O_xrfNtQyG-aLxxUtQqCAG4sBAswFB40sY-7MiFzxYrlYuV9mumiPp8ee_VuNVDqT0WZP7VZmQtl-3clGwnyclePaJJ0BhdurrAOC0VwAQBYDKLHzuyDq-dw/s1600-h/khafss-05.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9Z_JM5zh1hUUKzvSHC9O_xrfNtQyG-aLxxUtQqCAG4sBAswFB40sY-7MiFzxYrlYuV9mumiPp8ee_VuNVDqT0WZP7VZmQtl-3clGwnyclePaJJ0BhdurrAOC0VwAQBYDKLHzuyDq-dw/s400/khafss-05.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5221681589918336498" border="0" /></a><br /><br />機体下面に見える車輪は、いうまでもなく着陸用のものですが、このままの状態で着陸はできません。実際に着陸するさいには、車輪がさらに下方にせり出してくる、という設定にしています。<br />つまり、このメカニクスの車輪は、格納状態においても、半分露出するかたちとなっています。<br /><br />車輪が完全に格納できなかった理由は、ボイラーや翼駆動装置、また、機体重量を軽減するためのヘリウムガスタンクなどで、すでに機内は埋め尽くされており、車輪をきちんと格納するスペースが満足に取れなかった、という設定にしています。<br /><br /><br /><br /><br />それでは、次回も、このメカニクスの紹介を続けたいと思います。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-68302775536064914762008-06-03T14:24:00.013+09:002008-07-12T13:26:42.179+09:00レトロフューチャーなメカニクス (2)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZqxUzzRgMniKrkKKNy7r0sAC_Jel_VsL9KPFWS7_Hxy2PeZMT8823LdstJzfcAh3AoUxNgF_z9Niqdx149isQqImqbHUNx7ILf5_DyHgmEojEHUvTuPz3zYz8ifK_a6F-YuBicVwCHw/s1600-h/mannmodio-01.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZqxUzzRgMniKrkKKNy7r0sAC_Jel_VsL9KPFWS7_Hxy2PeZMT8823LdstJzfcAh3AoUxNgF_z9Niqdx149isQqImqbHUNx7ILf5_DyHgmEojEHUvTuPz3zYz8ifK_a6F-YuBicVwCHw/s400/mannmodio-01.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5207522170768059010" /></a><br /><br />さて、前回このブログで取り上げた、レトロフューチャー風メカニクスに、今回、背景を付けてみました。レンダリングされた画像は、フォトショップによる追加加工も施してあります。<br />フォトショップでなされた加工は、主に、背景への写真配置や、数字や図形も追加、そして、画面全体に砂目状のテクスチャを入れる、などといったものです。レトロフューチャーなオブジェクトには、こうした、古い写真を思わせる加工が、似合うように思います。<br />今回は、力尽き、崩れ落ちる巨大な機械、といった雰囲気を狙ってみました。さらに、メカニクスの背後には、トラス構造物やクレーンをあしらい、空間に密度感を加えています。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhhQjBNPM9O2vboDuKDIhwIWcp5WGm7qOtzIajkbzSj0kSy1DFoh4-ycQXkjQeAuCFy4WEkx5oFUX5y8FeZ8HwJn3sDsBr8jDdRDezL80ee3vAjbXhSFw4vAd-w7_rEhF3pfTOQFXEG5Q/s1600-h/manmodio-02.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhhQjBNPM9O2vboDuKDIhwIWcp5WGm7qOtzIajkbzSj0kSy1DFoh4-ycQXkjQeAuCFy4WEkx5oFUX5y8FeZ8HwJn3sDsBr8jDdRDezL80ee3vAjbXhSFw4vAd-w7_rEhF3pfTOQFXEG5Q/s320/manmodio-02.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5207522981336116610" /></a><br /><br />背景用に用意した構造物は二種類。こちらが、そのうちのひとつであるクレーンです。私の住んでいる地域には、こうした固定式の大型クレーンはありませんので、富山港に点在する大型クレーンを写真に撮り、それらを資料としてモデリングしました。<br />こうした構造物は、細かく作り込むと、雰囲気が出ます。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj42jgcGPzu_449hsavi_psIQl7zItqSNIAbRMtw__r-mr7KoB4o2y89Vho63TAnhdnjFWpOwHlJDkmYHqkwmqfMr_5ePrBI6OB3Zjyrh9rcszybZ7jFnvD4fBHTMMe0lobtNepQc2JUA/s1600-h/manmodio-03.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj42jgcGPzu_449hsavi_psIQl7zItqSNIAbRMtw__r-mr7KoB4o2y89Vho63TAnhdnjFWpOwHlJDkmYHqkwmqfMr_5ePrBI6OB3Zjyrh9rcszybZ7jFnvD4fBHTMMe0lobtNepQc2JUA/s320/manmodio-03.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5207525153156052130" /></a><br /><br />こちらが、残るもう一方の構造物です。こちらも、港の構造物を参考にモデリングしてみました。私は、こういった、いわゆる「トラス構造物」が大好きで、出掛けた先に、トラス構造を持つ鉄塔や橋脚などがあると、ついつい、見入ってしまいます。<br />こうした構造物を2〜3作っておくと、情景を構築するさい、使い回しがきき、なにかと便利です。<br /><br />さて、次回は、また、新規のメカニクスをご紹介したいと考えています。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-80374288631849679372008-05-30T14:21:00.011+09:002008-06-04T11:03:05.631+09:00レトロフューチャーなメカニクス(1)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg5EUUQbHp-tFeoC04UwHj3yQdcGCXzCDDexR1xlEFBxcfDArdhtdk1u7LHujuqiPbsdwDXhdCLQ6gT8vjRKaHH-8ccWcBkLrRLRX07tZqPbQ0AjScojg6A4jBzMQjbd_NhDzj22Uobmw/s1600-h/manmo-01.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg5EUUQbHp-tFeoC04UwHj3yQdcGCXzCDDexR1xlEFBxcfDArdhtdk1u7LHujuqiPbsdwDXhdCLQ6gT8vjRKaHH-8ccWcBkLrRLRX07tZqPbQ0AjScojg6A4jBzMQjbd_NhDzj22Uobmw/s400/manmo-01.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5206036977861944546" border="0" /></a><br />いままでは、洗練された未来的デザインのメカニクスを考察してきましたが、今度は、レトロフューチャー的ガジェットを考えてみたいと思います。<br />このメカニクスは、以前、年賀状用に作ったイノシシ型メカニクスを、マンモスに改造したものです。<br />ボディには、真鍮を思わせるテクスチャを用い、その表面には、鋳造されたかのような、微妙な凹凸を付けてみました。また、背部には、バイクのエンジンを彷彿とさせる、ヒートシンク付きのシリンダブロックを配置し、メカニカルな雰囲気を出しています。エンジンはOHV式V型四気筒とし、プラグコードなども取り付け、「らしさ」を出してみました。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjItiP1MFgBZ-Phv7AHBCOJARbr9oRDfH51iTvftGfo_GHoT6rWmAWRqzRd_KWHmg8kJ3q0bAHdj6RvbAXkQa6itOwi-lTY-cv7swLQ2n23jnQHnC4D-_k9sTx8KQnZV0-0S-_1r8rYMA/s1600-h/manmo-02.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjItiP1MFgBZ-Phv7AHBCOJARbr9oRDfH51iTvftGfo_GHoT6rWmAWRqzRd_KWHmg8kJ3q0bAHdj6RvbAXkQa6itOwi-lTY-cv7swLQ2n23jnQHnC4D-_k9sTx8KQnZV0-0S-_1r8rYMA/s320/manmo-02.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5206040010108855538" /></a><br /><br />また、頭部などには、ボディの一部くりぬかれかのような開口部を作り、内部のメカが露出するようなかたちにしてあります。<br />各足は、油圧で駆動するかのようなイメージにするために、アクチュエーター状のパーツを付け、いかにも動きそうな印象を醸し出すよう配慮しました。<br />他の箇所においても、動き出しそうな雰囲気、というものを常に念頭に置きながら、各パーツの作り込みをしていきました。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjwZZywyCadRubbwW97hRbIim2csfvwq5YizUc_6kzL_IJG8kPsvPtV90GiFd_1yzqtN6qe_UZGhx7ha-wh369yYqkiReSbwOtKQcHZdTdpbBDxfFuQCXvn1l77b2ztJ0ue6rAnt-qDgA/s1600-h/manmo-03.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjwZZywyCadRubbwW97hRbIim2csfvwq5YizUc_6kzL_IJG8kPsvPtV90GiFd_1yzqtN6qe_UZGhx7ha-wh369yYqkiReSbwOtKQcHZdTdpbBDxfFuQCXvn1l77b2ztJ0ue6rAnt-qDgA/s320/manmo-03.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5206040615699244290" /></a><br /><br />そして、どのパーツも、鋳造の雰囲気を出し、古めかしさが出るよう心がけています。<br />無数のパーツが集積したメカニクスは、視覚的に情報量も多く、見ていて楽しいものだと、私は思います。こうした、レトロフューチャー的ガジェットには、洗練されたメカニクスにはない、古い機械式時計のような魅力があるように思います。<br /><br />さて、次回は、このマンモス型メカニクスに背景を付け、ジオラマ的な展開をしたいと思います。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-57742293489121005372008-03-27T17:28:00.015+09:002008-06-03T14:30:36.163+09:00タウンモビリティを考える(2)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjbT5dqW-XKmDrpNGnyY4NQE5pzoTyOqC2bNrNhMeSlyduiu8OHWrgoVXK9eF-gxKaST38FfH5GUiq5iZHoubWZNvnebrxSn20QJE9TIMvLbH1WGWA9ErGAMlWWUI8ldZKV3FSknnqH8A/s1600-h/mobili-03.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjbT5dqW-XKmDrpNGnyY4NQE5pzoTyOqC2bNrNhMeSlyduiu8OHWrgoVXK9eF-gxKaST38FfH5GUiq5iZHoubWZNvnebrxSn20QJE9TIMvLbH1WGWA9ErGAMlWWUI8ldZKV3FSknnqH8A/s400/mobili-03.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5182335529080146626" border="0" /></a><br /><br />さて、今回は、前回ご紹介したタウンモビリティのインテリアについて、少々くわしくご紹介したいと思います。<br /><br />このモビリティは、車内へのアクセスが容易なように、観音開きの大判ドアが、左右に付いています。ドアの開閉は基本的に手動で行いますが、モーターによるパワーアシストがついているため、わずかな力で、確実な開け閉めが行えます。<br />ドア中央のドアノブをつかんで手前に引くと、そのまま、前後のドアがそれぞれスライドしながら開き、昇降可能となります<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgc54VYKFoiD-Be05moV35DtCySkDjfSFy6NEUbU-C4ygf7IeqO1Rceeskb8doUzoD0iPYjY2DzFDyqPZJ-1wTrSHrLhCOimSdFLvAD0E5gFlqUu7r7fkIj-iSvc7CgZX1D0qVXMmRvzA/s1600-h/mobili-04.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgc54VYKFoiD-Be05moV35DtCySkDjfSFy6NEUbU-C4ygf7IeqO1Rceeskb8doUzoD0iPYjY2DzFDyqPZJ-1wTrSHrLhCOimSdFLvAD0E5gFlqUu7r7fkIj-iSvc7CgZX1D0qVXMmRvzA/s400/mobili-04.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5182335632159361746" border="0" /></a><br /><br />屋根には電動のサンルーフがついています。車体を駆動する動力も電力ですから、ありとあらゆる可動部にモーターが使われています。<br />手前の座席(運転席、助手席)は通常の成人用のものですが、後方の座席はチャイルドシートとなっています。このチャイルドシートは、普段は折り畳まれていて、使用時のみ展開して使用します。身長120cm以下の子供が乗るためのシートですから、成人は使用不可能となっています。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjosWJDFjVjRNgx2L31N3GUXkqKQgr2_GdjKGsYTxCllPDujOuUuoQHeczaV7Lge6vDRacuJO32gl2MrCGRgoJ8-GmXtyPbyyLcT_P7VCBquj9Ofr6Ob_DfZtnZxWlz05g2uUH6CHV5UQ/s1600-h/mobili-05.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjosWJDFjVjRNgx2L31N3GUXkqKQgr2_GdjKGsYTxCllPDujOuUuoQHeczaV7Lge6vDRacuJO32gl2MrCGRgoJ8-GmXtyPbyyLcT_P7VCBquj9Ofr6Ob_DfZtnZxWlz05g2uUH6CHV5UQ/s320/mobili-05.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5182408758272543490" border="0" /></a><br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjdL-79sZhOg7si4CaOBBCnJAr4PMY_f2MsXHbb3o7wdIyeHfGHihhacEaiNpB4jp_juTEmUVQejuM5x75vu4BRDA02zgJkgkBNpolhcRZ9geAt_A9zyBuaqm3KZyrbrr4__116814f_g/s1600-h/mobili-06.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjdL-79sZhOg7si4CaOBBCnJAr4PMY_f2MsXHbb3o7wdIyeHfGHihhacEaiNpB4jp_juTEmUVQejuM5x75vu4BRDA02zgJkgkBNpolhcRZ9geAt_A9zyBuaqm3KZyrbrr4__116814f_g/s320/mobili-06.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5182408921481300754" border="0" /></a><br /><br />チャイルドシートを使用するさいは、主座席を前に移動させて、背もたれを倒します。そして、チャイルドシートの下部を下に引き下ろし、脚を乗せる部分を展開します。つまり、チャイルドシートを使用すると、前部座席を前に移動することになり、わずかながら、前部座席の居住性が損なわれることになります。<br /><br />また、ステアリングは、機械的な構造を有したものではなく、単に、操舵用モーターに信号を伝えているに過ぎません。ですから、ステアリングは、簡単に、左右にスライド移動させることができ、場合によって、右ハンドル車、左ハンドル車にもなります。<br /><br />ステアリングは四輪とも切ることができ、狭い路地などでも小回りが利きます。また、各車輪には、車高調整機構が設けられており、昇降時には車体を下げることができます。<br /><br />さて、次回は、また別のメカニクスをご紹介いたします。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-30760897129467289542008-03-26T20:25:00.008+09:002008-03-27T15:00:11.729+09:00タウンモビリティを考える(1)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhzgfI6mCW9RXlTA3eLtmQYorEve2FGVAEvf6501r9lCyZGOZNoKUKjdufVg2xjID40fYQpT1RGX8d5evWRgQG7zg9kGofD-WzuuMUSE55TQpnCVzZcvUbKZ2TZDokPzgDE3bN8da5roQ/s1600-h/mobili-01.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhzgfI6mCW9RXlTA3eLtmQYorEve2FGVAEvf6501r9lCyZGOZNoKUKjdufVg2xjID40fYQpT1RGX8d5evWRgQG7zg9kGofD-WzuuMUSE55TQpnCVzZcvUbKZ2TZDokPzgDE3bN8da5roQ/s400/mobili-01.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5182296955978861218" /></a><br /><br />多脚歩行機械のあとは、ぐっと現実的になって、<br />電気を動力とするタウンモビリティを考えてみます。<br /><br />この乗り物は、お年寄りや子供でも乗り降りがしやすいよう、床が低く、扉が大きく開く、ということを念頭にデザインしました。コンセプトは、自分で運転する、小型の低床路面電車、です。<br />乗員は、基本的に大人二人ですが、車内後方にチャイルドシートを二つ搭載してあるため、小さなお子さんがいる若い夫婦にも、安心して使ってもらえるよう、考慮してあります。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="http://1.bp.blogspot.com/_http://www.blogger.com/img/gl.photo.gifBbL_h3StUlY/R-s3st21SrI/AAAAAAAAAQI/2-sCLWX3vi4/s1600-h/mobili-02.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhIc3Egg7vQS-K3Sxo5_1AzLtqqcF0Rl4quAV1nSZvwIdYdTPZ1VUIVNWt0egqOWv1pSX7SS3OoBqLYemkI_jFQqakGYZMXYuBkc13N2Rhb_-jogmxzNb9EXSDSE4C04Eb34rWmVgivTA/s400/mobili-02.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5182297037583239858" /></a><br /><br />動力は、先にも述べたように電気です。<br />高性能のリチウムイオンバッテリーから電力を得て、各ホイル内に設えられたインホイルモーターによって、駆動します。ステアリングは四輪とも切れるようになっている、という設定です。<br /><br />また、身長175cmまでの人なら、腰を屈めることなく、車内に乗り込むことが可能で、運転時には、この車高の高さが、広い視界をドライバーに提供します。<br /><br />車体の幅と長さは軽自動車とほぼ同じで、車内に充分なスペースが確保されているとは言い難いのですが、短距離の移動を目的としたタウンモビリティとしては、この広さでも苦痛を感じることはないと考えています。<br /><br />次回は、このモビリティのディティールについて、書きたいと思います。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-86272364688715565002008-03-22T16:52:00.017+09:002008-03-22T19:12:24.484+09:00歩行する機械を考える(4)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhc2OgIYx7GYpkWdxgAuXUdwmZ29xPdBNiFfkzyuCKXvNIE1AqhPU7zNBHJWSwkLrrr-eA9eXr4hRrTpzyzLsKUpCyNzR7qObyxAvyuVm7zJo-GOk9GORMsMp6x31rri2itKLyHMp56Ug/s1600-h/ghzen.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhc2OgIYx7GYpkWdxgAuXUdwmZ29xPdBNiFfkzyuCKXvNIE1AqhPU7zNBHJWSwkLrrr-eA9eXr4hRrTpzyzLsKUpCyNzR7qObyxAvyuVm7zJo-GOk9GORMsMp6x31rri2itKLyHMp56Ug/s400/ghzen.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5180471534748518962" border="0" /></a><br /><br />さてさて、このK`s Hangarですが、ここのところ、すっかり放置気味になってしまいました。<br />すみません。<br />というけで、歩行する機械を考える、は、今回が最終回です。<br />今回は、このメカニクスの運用を考えてみたいと思います。<br /><br />このメカニクスは、先の記事でも述べたように、レスキュー用の乗り物として設定してあります。災害によって交通手段が失われた地域にも、タイヤによる走行と脚による歩行が可能な当機は、道なき道でも走破可能です。また、キャビン下部に設えられたマジックハンドにより、爆発物の解体といった繊細な作業もこなします。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQBCmCO7iY8Z7PPTshU6cEBoIXnxooQg_I04_f3K_gJtiBZZQL07pt8e-XestfIk0ffQFz7ExDTrhBFC578KHCuWTx4oc392F9Yw44TKnzcgmppE004oD_Z7PM7lX7ndCbSxbzBUfmWw/s1600-h/ghkon-01.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQBCmCO7iY8Z7PPTshU6cEBoIXnxooQg_I04_f3K_gJtiBZZQL07pt8e-XestfIk0ffQFz7ExDTrhBFC578KHCuWTx4oc392F9Yw44TKnzcgmppE004oD_Z7PM7lX7ndCbSxbzBUfmWw/s320/ghkon-01.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5180506384113158754" /></a><br /><br />このメカニクスの尾部には、コンテナ状の物資積載部分があります。この部分に、食料や医薬品などの緊急救援物資を積み込みができます。が、その積載量は、機体のわりに小さく、トランスポーターとしてはいささか不十分です。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhX-0PEfygMiLm-15cbvWxcQBgcZ323xAeXCh1TOY9ocSu1WX0zfHUHxrcT8cB7QyEv1n98md4mJp9trxBT-bOjjDWckY0UQs4MVpff5QSP9xkgBI7ZJ_VzGD8gy4RO_nj4-1sdbeMujg/s1600-h/ghkon-02.jpg"><img style="cursor:pointer; cursor:hand;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhX-0PEfygMiLm-15cbvWxcQBgcZ323xAeXCh1TOY9ocSu1WX0zfHUHxrcT8cB7QyEv1n98md4mJp9trxBT-bOjjDWckY0UQs4MVpff5QSP9xkgBI7ZJ_VzGD8gy4RO_nj4-1sdbeMujg/s320/ghkon-02.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5180506611746425458" /></a><br /><br />そのため、このメカニクスは、さらなる物資輸送が必要となった場合、脚を曲げて機体を上げ、機体腹部に専用コンテナを吊り下げるかたちで、大きな物資輸送スペースを確保します。<br />腹部に余分な物体が取り付けられるため、悪路走破性は落ちますが、物資の積載量はグンと上がります。また、吊り下げコンテナは、被災地に置き去りにすることもでき、物資のピストン輸送のさいには、効率をあげることに一役買います。<br /><br />また、機体上部(背部)に、コンテナを付けたり、クレーンを付けたりすることも可能です。クレーン装着時は、四本の脚が、アウトリガーの役目も果たし、重量物を吊り下げる場合に、機体を安定させます。<br />(このクレーンのモデリングをしたかったんですが、バタバタしてて、できませんでした)<br /><br />さて、これで、歩行する機械を考える、は、最終回となりますが、<br />この、歩行走行両用のレスキューメカニクスは、シリーズ化します。<br />すでに、新しいメカニクスが、我がハンガーの奥で、待機中です。<br />(といっても、まだ、完成までにはほど遠い感じですが)<br /><br />ですが、次回は、いままでとは、ちょっと違うメカニクスを取り上げてみたいと思います。<br />ご期待ください。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-27822009306068759762008-01-26T18:56:00.000+09:002008-01-27T19:59:12.987+09:00歩行する機械を考える(3)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjc2i_44Z7u4dYk5MaBmswBHAuFpO7IKOVMxHmo4-L6oRyn6trWm2MyUQnNTaK3h512_Eh1gg7OGIrUrqW3I2hDn7zLAtLW8iZK89f8P-HEVSOCvrlLAY_5VPr2IWSNcaFkEsJPwbKqyw/s1600-h/gra-007.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjc2i_44Z7u4dYk5MaBmswBHAuFpO7IKOVMxHmo4-L6oRyn6trWm2MyUQnNTaK3h512_Eh1gg7OGIrUrqW3I2hDn7zLAtLW8iZK89f8P-HEVSOCvrlLAY_5VPr2IWSNcaFkEsJPwbKqyw/s400/gra-007.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5159731607990935618" border="0" /></a><br /><br />「歩行する機械を考える」、も、今回で三回目となります。<br />さて、今回は、前回の記事でも予告しましたように、歩行機械の「脚部」について、ちょっと書いてみます。<br /><br />近未来、歩行する機械が実際に製造可能となったとしても、整地された路面を高速で移動するためには、当然ながら、「脚」よりも「車輪」が有効なはずです。<br />車輪を使ったほうが、構造も単純にできますし、なにより効率的です。<br /><br />ですから、歩行機械が仮に誕生したとても、そこから、車輪という便利で好都合なモノが、排除されてしまうことは、ありえないのではないか、と、私は考えています。<br /><br />たしかに、歩行機械を専用のトレーラーに乗せれば、高速移動は可能でしょう。<br />実際、重建機は、現場までトレーラーで運ばれますし、戦車に至っては、専用の超大型トレーラーが存在したりします。<br />しかし、移動機械が別の移動機械に依存するのも、なんとも不合理な話ではないでしょうか。<br />よって、たとえ歩行機械といえども「路面では車輪で移動し、不整地では歩行状態になる」というふたつのモードを持つことが、運用を考えた場合、望ましいはずです。<br /><br />この点を考慮し、私は、メカニクスの各脚の先にタイヤをつけてみました。<br />このタイヤが高速移動を成しとげ、不整地に入ったら、そのまま四本脚で歩行する、という想定です。<br /><br />ただここで、2050年頃の技術で、長く伸びた脚の先に、動力を持つ車輪をコンパクトに組み込むことは、はたして可能か、という問題がでてきます。<br />この問題を解決するためには、小型で強力なモーターの出現を待たなくてはならないかもしれません。<br />ですが、現在でも、インホイルモーターといった技術が確立されており、燃料電池といった、安定した電力確保技術が開発されれば、超小型化された駆動メカニズムというものは、可能になるのでは、と、考えました。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjowxqEHxD0uCUdkppLNnjJ1efDfAoHyn0NJkUdmEwY7hG1VSIacW9J_0v6JLcCown_6JdiUmy2uGBuVfkhuEBp8Qw2Vh8HRsm3k4mXwV-T0hCqr4xhhCpfkdRqDmAvy2HAf_FfsbtDBw/s1600-h/gra-005.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjowxqEHxD0uCUdkppLNnjJ1efDfAoHyn0NJkUdmEwY7hG1VSIacW9J_0v6JLcCown_6JdiUmy2uGBuVfkhuEBp8Qw2Vh8HRsm3k4mXwV-T0hCqr4xhhCpfkdRqDmAvy2HAf_FfsbtDBw/s320/gra-005.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5159728833442062370" border="0" /></a><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiSyHXPPvs6BOddZ3Odu0Cavbzy_E5mlDtZEhd9YYO873qLrVx0FDRLHIvOqUbJEl5TD6qLK8tnQFdXICQHj-0c9NajpaEBGNtFPEImGNRePQKEcvOkMxSC_41QXpKiaKrZKJrqtP8zSg/s1600-h/gra-006.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiSyHXPPvs6BOddZ3Odu0Cavbzy_E5mlDtZEhd9YYO873qLrVx0FDRLHIvOqUbJEl5TD6qLK8tnQFdXICQHj-0c9NajpaEBGNtFPEImGNRePQKEcvOkMxSC_41QXpKiaKrZKJrqtP8zSg/s320/gra-006.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5159729142679707698" border="0" /></a><br /><br />これが、車輪を組み込んだ脚の全景です。<br />間接を動かす動力も、車輪同様、すべてモーターによってまかなわれているという設定です。<br />関節ごとに設えられている円筒形の物体のなかに、それぞれモーターが入っています。<br />油圧駆動ではないため、アクチュエーターや送油パイプなどを排することができ、よって、スマートな関節機構を形作ることができると考えています。<br />また、この脚は、アウトリガーも兼ね、必要な場合は、機体を安定させる役目も負っています。<br /><br />車輪を操舵するモーターは、姿勢制御コンピュータにより総合管理されているため、操縦手は、ジョイスティック状のコレクティブコントロールを任意の方向に動かすだけで、自由自在に機体を操ることができます。<br />もちろん、戦車のような真地回転、超真地回転も可能です。<br />また、歩行モードに移るさいには、ホイルは完全にロックされ、地面をグリップします。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgirDalJYHHK4quFY0pWTdfRqkb5XliAAkMUUOqB24wEKMd9neFh8d4-6-T1GHzF5lo5OTMgJJ5KhRW8cW0WG8wbsyWc0xrN9ivyG6MAp-yqGqWwCskTaGIoIsnGBetyTcms-EQODJWhA/s1600-h/gra-004.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgirDalJYHHK4quFY0pWTdfRqkb5XliAAkMUUOqB24wEKMd9neFh8d4-6-T1GHzF5lo5OTMgJJ5KhRW8cW0WG8wbsyWc0xrN9ivyG6MAp-yqGqWwCskTaGIoIsnGBetyTcms-EQODJWhA/s400/gra-004.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5159722305091772434" border="0" /></a><br /><br />この先も、もう少し、このメカニクスについて、考えてみたいと思います。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-80954406564631838562008-01-14T16:36:00.000+09:002008-01-16T15:25:22.878+09:00歩行する機械を考える(2)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi1u9v9r5WzScBQ_CWDUDa3B973u2yRfSic9F5BZpq1Sdc14PoZw4zNa3xMctfg0_TQirpdM7HcqDZ0VCR8fxyCsLumL1mcxNxy9m51zmayeDHBp2h4pUdFC3Bwb0w4hAMZv6LXTzUv5g/s1600-h/gra-001.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi1u9v9r5WzScBQ_CWDUDa3B973u2yRfSic9F5BZpq1Sdc14PoZw4zNa3xMctfg0_TQirpdM7HcqDZ0VCR8fxyCsLumL1mcxNxy9m51zmayeDHBp2h4pUdFC3Bwb0w4hAMZv6LXTzUv5g/s400/gra-001.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5155230269127968290" border="0"></a><br /><br />3DアプリケーションをShadeに切り替え、歩行機械を新たに作りました。<br /><br />これは、整地された路面では車輪で走行し、<br />不整地では四本の足で歩行する、という、乗り物です。<br /><br />近未来(21世紀中盤)に作られるであろうメカニクスという想定で、<br />動力はすべてモーターを使い、燃料電池から電力を得る、<br />という設定にしています。<br /><br />各間接にある円筒状の出っ張りは、<br />モーターが収納されているカバーとなっています。<br /><br />このメカの用途は、レスキューです。<br />災害によって道路が寸断された場所にも難なく赴くことができ、<br />救援物資(機体後部にコンテナがあります)を運ぶことができます。<br />また、キャビン下部には、収納式マジックハンドがあり、<br />ガス漏れなどが起きている危険な場所でも、人にかわって、<br />繊細で正確な作業を行うことができます。<br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgGAhtCwJ17Le8NTBQOjphjI9cnFX8VdaYirciD2ABHA6T6R64LeKGJ8DWKsLFbOw-E0TVY-tkZLI_cuIzAYq5zh_7LIU_RNIgX83GzV42vm0V0qpXKJh5AGRzTQBi5OGOg9qs_AO7-jA/s1600-h/gra-004.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgGAhtCwJ17Le8NTBQOjphjI9cnFX8VdaYirciD2ABHA6T6R64LeKGJ8DWKsLFbOw-E0TVY-tkZLI_cuIzAYq5zh_7LIU_RNIgX83GzV42vm0V0qpXKJh5AGRzTQBi5OGOg9qs_AO7-jA/s320/gra-004.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5155229895465813522" border="0"></a><br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgLSZ2SEA2vAQzTaxVooglv3WlLE6xBArPt_gUsUVOFcSYuY6kxOHBHKzE1sdt7OCtTD9kXeP_7pXQpZ-tPrQCKWkL024xJSIKKMQBshrdVrfnMq5Z56HAnb_KA1ot3mRpMIiv0-Pj1mw/s1600-h/gra-002.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgLSZ2SEA2vAQzTaxVooglv3WlLE6xBArPt_gUsUVOFcSYuY6kxOHBHKzE1sdt7OCtTD9kXeP_7pXQpZ-tPrQCKWkL024xJSIKKMQBshrdVrfnMq5Z56HAnb_KA1ot3mRpMIiv0-Pj1mw/s320/gra-002.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5155230909078095410" border="0"></a><br /><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEibKLHQCdU-D8VPGun-vMN-f4kAbCUO4mqsMjBCXnYP1tvz-Rbx8LrZFIB8IkGcNtdQpCeZAyKPtP-YigO_SnM5Sb5ZxlKniHS-AYnqXktc6lHC9ZINpSORothrBPAWo-7FDGv5ZTFKsg/s1600-h/gra-003.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEibKLHQCdU-D8VPGun-vMN-f4kAbCUO4mqsMjBCXnYP1tvz-Rbx8LrZFIB8IkGcNtdQpCeZAyKPtP-YigO_SnM5Sb5ZxlKniHS-AYnqXktc6lHC9ZINpSORothrBPAWo-7FDGv5ZTFKsg/s320/gra-003.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5155231338574825026" border="0"></a><br /><br />キャビンは、機体がいかなる体勢になっても、水平を維持できるよう、<br />ロール、屈伸ができ、かつ、左右の首振りもできるようにとモデリングしました。<br />キャビン上部の円筒部は環境センサー。<br />前面下部にも各種センサーがついています。<br /><br />こうして見ると、もう少し、ディティールが欲しいですネ。<br />今後、さらに付け加えておきます。<br /><br /><br />次回は、脚部の構造とカタチを解説します。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-38074124022746470862008-01-12T20:03:00.000+09:002008-01-16T15:12:38.555+09:00歩行する機械を考える(1)<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg29eQRMm4GNIVnwFzgnGx54z6KzHWVP5UIUK-krUvbQ5YAGFDPLZQ6Ty_ivPIrLQnle9RDEOlho6E8AyBVPIV8qk56mXbtY1NaK88gRVaTZlEGr8PbW5gE6upr7SWYk1Mh2xcIVVHfhA/s1600-h/Walker.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg29eQRMm4GNIVnwFzgnGx54z6KzHWVP5UIUK-krUvbQ5YAGFDPLZQ6Ty_ivPIrLQnle9RDEOlho6E8AyBVPIV8qk56mXbtY1NaK88gRVaTZlEGr8PbW5gE6upr7SWYk1Mh2xcIVVHfhA/s400/Walker.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5154556865500595698" border="0" /></a><br />陸上に生息する生き物の多くは、移動のさいに、<br />足を交互に動かす「歩行」という手段を使っています。<br />ですが、現在、実用化されている乗り物の中に、この「歩行」を行うものは、<br />一部の例外を除き、皆無です。<br /><br />複雑極まる歩行という運動を機械で再現するのは困難であり、<br />しかも、高速で移動するためには、車輪を使ったほうが、<br />はるかにシンプルで効率的です。<br /><br />ですが、車輪は、極端な悪路や不整地には不向きです。<br />その点、足を使う移動方法は、どんな場所でも、難なく進むことができます。<br /><br />技術が進めば、この「歩行」によって進む乗り物が、<br />実現可能になるに違いない。<br />そんな日を夢見て、私は、足のついた機械を、いろいろと夢想しています。<br /><br />今回アップした画像もそのうちのひとつ…。<br />かなり昔に、STRATAで作った、六足歩行メカニクスです。<br />このメカニクスを作った当時は、動力などの設定もせず、<br />テキトーに、しかも、最初からカタチありきで作業をすすめたので、<br />今見ると、リアリティーの感じられないものになっています。<br />(しかも、肝心のカタチ自体も、面白みに欠けるかもしれません)<br /><br />次回は、この反省をふまえ、次に生み出した歩行機械を、<br />制作プロセスを交えてご紹介する予定です。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4640124420850279177.post-91107833623941659632008-01-01T20:49:00.000+09:002008-01-16T23:07:52.149+09:00K`s hangar - 夢想機械格納庫 - 開設<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg9EFZ-Aud7iz37WxTSZiYN-AnWfjROf77sqMimTHaSVg4_KlXNUqtUz0OgM7E8gScYAEqpYfOC2eMrO1x1ZiFNvbb9UtoqtsZbz4pH9_xR2FB6ENFI5EHspsLTYxBFbwKIv_g0i4cUFQ/s1600-h/s-11.jpg"><img style="cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg9EFZ-Aud7iz37WxTSZiYN-AnWfjROf77sqMimTHaSVg4_KlXNUqtUz0OgM7E8gScYAEqpYfOC2eMrO1x1ZiFNvbb9UtoqtsZbz4pH9_xR2FB6ENFI5EHspsLTYxBFbwKIv_g0i4cUFQ/s400/s-11.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5150862523611137474" border="0" /></a><br />ブログ「K's hangar - 夢想機械格納庫 - 」を、<br />2008年元旦に開設いたしました。<br /><br />このブログでは、<br />私の夢想したメカニクスと、それらのモデリングの経緯を<br />ご紹介していきたいと思っています。<br />先進的なクールメカから、レトロフューチャー的オブジェクトまで、<br />幅広く、掲載できればと思っています。<br /><br />ご期待ください。KEN.http://www.blogger.com/profile/07086597959398704227noreply@blogger.com0